(株)ふくや
進む業態変更、業界環境が浮き彫りに
■スーパーマーケット運営（福岡）／(株)ニューマルシン
【続報】債権者判明 負債総額 ９億7,416万円
代 表 ： 進藤 泰宏
所在地 ： 福岡県飯塚市堀池179
設 立 ： 1993年12月
資本金 ： 1,000万円
年 商 ： （10/３）23億2,024万円
弊誌１月６日号「モルグ」にて既報の同社の債権者が判明した。民事再生法適用の申請代理人は長倉忍弁護士（伊達法律事務所、福岡市中央区大名2-4-30、電話：092-714-2000）ほか。監督委員は吉岡隆典弁護士（けやき通り法律事務所、福岡市中央区警固2-18-7、電話：092-712-0266）。負債総額は9億7,416万円が見込まれる。
■建設機器レンタル（福岡）／伸高クレーン(株)
【続報】債権者判明 負債総額 １億1,565万円
代 表 ： 三舩 謙
所在地 ： 福岡県大野城市仲畑2-9-3
設 立 ： 1988年８月
資本金 ： 1,000万円
年 商 ： （10/３）１億163万円
弊誌2010年11月11日号「モルグ」にて既報の同社は、１月６日、福岡地裁から破産手続開始決定を受けた。申請代理人は福地正明弁護士（川副・大神・福地法律事務所、福岡市中央区大名2-4-30、電話：092-741-1236）ほか２名。破産管財人は永原豪弁護士（德永・松﨑・斉藤法律事務所、福岡市中央区大手門1-1-12、電話：092-781-5881）。負債総額は1億1,565万円が見込まれる。
■外商受託（福岡）／(株)アクア・トラスト ほか１社
採算割れ 破産手続開始決定 負債総額 約４億2,200万円
代 表 ： 乙藤 晃
所在地 ： 福岡市博多区下川端3-1
設 立 ： 1999年10月
資本金 ： 4,390万円
年 商 ： （07/２）約7億3,000万円
弊誌2007年11月５日号「モルグ」にて既報の同社および関連会社の(株)エランドールは、10年12月14日、福岡地裁から破産手続開始決定を受けた。申請代理人は野田部哲也弁護士（河野・野田部法律事務所、福岡市中央区大名2-4-22、電話：092-741-5340）。破産管財人は瀧本直弁護士（みらい法律事務所、福岡市中央区警固1-12-11、電話：092-781-4148）負債総額は同社が約３億3,500万円、エランドールが約8,700万円の、2社合計約4億2,200万円が見込まれる。
■デパート「都城大丸」運営（宮崎）／大浦(株)
【続報】債権者判明 負債総額 約45億9,000万円
代 表 ： 大浦 克博
所在地 ： 宮崎県都城市中町14街区15
設 立 ： 1948年10月
資本金 ： １億8,000万円
年 商 ： （10/２）約46億8,500万円
弊誌１月６日号「モルグ」にて既報の同社の債権者が判明した。民事再生法適用の申請代理人は江藤利彦弁護士（江藤法律事務所、宮崎県宮崎市老松1-5-1、電話：0985-20-9911）。監督委員は谷口悟弁護士（弁護士法人谷口法律事務所、宮崎県都城市栄町19-12、電話：0986-22-7750）。負債総額は約45億9,000万円が見込まれる。
■新春トップインタビュー
大転換の節目の時期を迎え新しいビジネスモデルの構築へ
(株)吉野家HD 代表取締役社長 安部 修仁
ますます激しさを増す「牛丼戦争」。各社、価格競争はさることながら、オリジナルの商品やサービスを打ち出し、群雄割拠の業界を生き抜くために知恵を振り絞っている。そうしたなか、大転換の節目を迎えた(株)吉野家HD は、2010年４月に再び安部修仁氏が代表取締役社長に復帰し、陣頭指揮を執って巻き返しを図る。経営者としての魂を、いかに好業績に結びつけるか、その心中について話を聞いた。
○分水嶺にある現状の課題とは
○定量的・定性的に課題の構成要素は変化
○何を目標にし何をして実現すべきか
○産地にはこだわらない品質本位制を堅持
○もがきあがくほど感動と達成感は大きい
○「決意と執着心」が新しい価値を生む
■特集・牛丼業界
三者三様の経営戦略を柱に 牛丼戦争もグローバル化の時代へ
外食産業のなかでも根強い人気を誇る牛丼。マスコミは牛丼チェーン主要３社の争いを、「牛丼戦争」と囃したて報じてきた。最近の論調は「老舗の吉野家が苦戦、後発のすき家（ゼンショー）と松屋は堅調」というものだ。こうした論調は、既存店の売上高の増減を基準にしているのだが、実際はそれだけで企業の優劣を判断することはできない。極論すれば、売上高が増えても利益が出るとは限らないからだ。既存店の前年対比での売上減を理由に、「負け組」とのレッテルを貼ったマスコミをあざ笑うかのように、吉野家は今期、大幅な増益を達成しようとしている。
○各社によって異なる牛丼事業の位置付け
○牛丼戦争の主役が吉野家である背景
○ビジネスモデルの変革と海外戦略の重要性
○日本一の外食グループゼンショー
○定食特化型で堅実路線の松屋フーズ
○グローバル化する牛丼戦争
■流通大競争時代
ユアーズ、最終赤字に転落 丸和再建、不透明感増す
(株)丸和を５月１日、吸収合併する(株)ユアーズの業績が悪化している。前９月期は約22億円の最終赤字に転落、売上も３期連続減になった。財務体質の弱体化も著しい。収益力のあるユアーズとの統合で、丸和の再建を目指すADR（裁判外紛争解決手続き）の再生計画が不透明になってきた。合併を軌道に乗せるには、抜本的な財務リストラが避けられない。
○財務体質が急悪化
○実質債務超過か
○"弱"が"弱"を救済する
■コリアントレンド
「平和ボケ」の社会に衝撃 混迷する韓国社会
北朝鮮による延坪島砲撃から１カ月以上が経過した。韓国内では、与党も野党も支持しない「支持政党なし」の層が急増している。与党ハンナラ党の安商守代表は、砲撃後、延坪島を視察した際、「魔法瓶」を砲弾と誤認するというハプニングで恥をさらした。元世勲・国家情報院長は「北朝鮮による挑発の情報が錯綜した」と述べるなど、政府与党に信用失墜の事態が相次いでいる。昨年12月15日に全国規模で実施された民間防空特別待避訓練も、お粗末な面が少なくなかった。北朝鮮による延坪島砲撃は、図らずも韓国社会の「平和ボケ」を浮き彫りにする結果になったようだ。
無能な軍・政府に批判が集まる。
○無能な軍・政府に批判が集まる
○「支持政党なし」が急増 太陽政策・野党は急落
○大規模訓練開催も「平和ボケ」を露呈
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