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「変わらないために変わり続ける!」大盛況!博多一風堂・河原社長講演会(2)
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2011年1月18日 09:10

<3年間休まないを目標に。そしてそれを実践>

博多一風堂 河原社長は3つの決めごとを作った。(1)「3年間は休まない」、(2)「売上ゼロの日は作らない」、(3)「天職につく」の3つである。
 そこでまず、1979年11月16日にレストランバー「AFTER THE RAIN」を開店後、3年間は休まず無我夢中で働いた。3年間休まずに働いたことで、商売の基本中の基本を身に着けたそうだ。
 「3年間休まなかったと言いますが、1年間は8,760時間あるんです。8,760時間のうち、1日10時間働けば3,650時間です。残りの5,110時間は、寝るなり、勉強するなり、自由な時間なんですよ。時間というのは、ちょっと意識するだけでたくさんあるものです」と河原社長。時間への認識を変えたことも、今日の成功につながっている。

 決めること、決断することの大切さを知った河原社長は、テレビチャンピオン「ラーメン職人選手権」の優勝後に迎えた45歳の誕生日に、(1)「自社発行のコミュニケーション誌を10年間出し続けること」、(2)「1年間に10回、10年で100回の講演をすること」、(3)「1年間に1冊、10年で10冊の本を出すこと」の3つを設定した。
 3年前に「力の源アカデミー」を作り、社員に対してはさまざまな研修を行なっているが、そのなかで「手帳研修」というユニークなものを実施している。それは、社員に3冊のノートを手わたし、そこに「ビッシリ書いたノートを3冊作れ」というものだ。書くテーマは自由。これによって組織の共通言語を始め、共通体験を行なわせることで、良いチームを作りたい、というものだ。

 その後、前述の「ラーメン職人選手権」で3冠達成の殿堂入りを果たしたほか、2005年のTBS「史上最大のラーメン王座決定戦」での「初代麺王」獲得へとつながった。
 目標を持つことの大切さに気づいた河原社長は、3という数字にもこだわっている。「天と地があって、その間に人が立つと、3つがあって成り立っているのがわかる。3という数字は物事の始まりで、3は私のラッキーナンバーにしています」と、河原社長は「3」に込めた想いを語る。

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