＜社員から個人事業主に　一緒にのれんを守る人材を育てる＞

　３年前からのれん分け制度をスタートさせ、８人が退職したのち独立した。「今年も８人独立する予定です。成績の良い店舗をのれん分けしていこうと思います。４年間で100件ののれん分けを実現させるのが目標です」。独立しても無関係ではなく"のれんを一緒に守ってもらう"という考え方だそうだ。「当然ながら問題は起こるかもしれません。人の問題を始め、問題だらけかもしれません。しかし、これを乗り越えていくために、成長は少しはするでしょう。人が成長しなければ会社の発展はありません。会社が潰れない程度に頑張りたい」と話した。今後は2008年にニューヨークに出店し成功した博多一風堂を海外に積極出店する。海外はニューヨークをはじめ、09年12月にシンガポール1号店を出店したのち、10年７月にシンガポール２号店を出した。今年は５月に香港に出店後、同月に韓国にも出店する。共にジョイントベンチャーでの出店となる。今から４年後の15年までには世界10カ国で30～40店舗を展開する計画があるそうだ。

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