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グローバルシーフーズ 「世界要人料理」サミットに日本から単独出品
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2011年1月20日 14:42

 各国首脳や皇室、政府要人に食事を提供する交流会が存在するのをご存知だろうか。「Le Club des Chefs des Chefs」(通称CCC)1977年に設立され現在約30人が在籍している。その顔触れはホワイトハウス総料理長クリスティタ・カムフォード氏やイギリス王室専属料理人マーク・フラナガン氏など。ほかにもロシア、イタリア、モナコ、ギリシャ・中国などの国家元首・皇室関係者を担当する人々がメンバーとなっている。

ホワイトハウス総料理長クリスティタ・カムフォード氏と三田村氏デンマーク王室シェフのジェスパー・ヴァルマー氏と香港サプライヤー社長 藤間賢二氏(右2人目)
主催者兼シェフのリチャード・イッカブス氏とその家族イタリア首相シェフのステファノ・ベラルディニッチ氏と三田村氏

 毎年各地区の持ち回りでとなり、昨年は(8月)香港と北京で開催され、食材や調理方法について世界最高峰の情報交換がなされた。実は、日本から調理師の参加はなかったが、日本の会社が食材を提供している。前回出品した(株)グローバルシーフーズは、農林水産業で日本の復興を目指し海産物貿易を手掛ける。香港やヨーロッパ、北米に玄界灘の鮮魚を輸出する一方、東南アジアから水産物加工品の輸入している。昨年はインドネシアにすり身の工場を建設した。

グローバルシーフーズが提供した北海道産ウニを使った「hokkaido sea urchin」などが出品された

 世界の取引先から高い評価を受けてきた同社はこの交流会に声がかかり「北海道うに」を提供した。日本で50%以上の生産量を誇る「北海道産うに」は世界で最も優れた「うに」だと自負する。もともと「うに」はビタミン類が豊富で疲労回復や眼精疲労に効果が期待できる、日本が誇る食材だ。
 出品の感触は上場で、そうそうたる顔ぶれが強い興味を示した。代表の三田村道洋氏は「丁寧な扱いもあり日本の水産物はとても高い評価を受けています。しっかりアピールすればもっと重要は伸ばしていけるはず。これかも良い食材をどんどん提供していきたい」と抱負を示す。
 1次産業のベンチャー企業が日本の復興をささえようとしている。
 
(株)グローバルシーフーズ
代 表:三田村道洋
所在地:福岡市中央区長浜3-11-3-5F
設 立:2004年10月
資本金:2305万円
URL:http://www.global-seafood.jp/


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