ネットアイビーニュース

NET-IB NEWSネットアイビーニュース

サイト内検索


カテゴリで選ぶ
コンテンツで選ぶ
会社情報

福岡への提言

逆境をバネに経営陣も成長~タマホーム(株)・玉木代表(下)
福岡への提言
2011年1月23日 07:00

タマホーム(株) 代表取締役 玉木 康裕

<経団連加入でさらなる躍進へ>

 09年12月15日付けで、(社)日本経済団体連合会(以下、経団連)への入会を果たした。日本で最も知られた経済団体への加入は、同社が一流企業として認められたことになる。
 玉木社長は、「まず、経団連の事務長さんが「当会の入会を考えませんか」という話をいただきまして、私としても日本経済界のために貢献したいと思っていましたので、「是非、お願いします」と返事をさせていただきました。入会にあたって、決算書など経営内容が分かる書類などを提出しました。それと、理事の中から推薦人が二名必要ということでしたので、損保ジャパン取締役社長の佐藤正敏氏と、住生活グループ代表取締役会長兼CEOの潮田洋一郎氏にお願いすることにしました。推薦文は自筆とのことでしたので、それぞれ自筆で、「タマホーム株式会社 代表取締役 玉木康弘氏を推薦いたします」と書いていただきました。もちろん実印も要りますし、結局提出するのに2~3週間かかってしまいました。提出したのが11月13日ですから、経団連に正式に入会するちょうど1カ月前といったところですね。そして、御手洗会長以下の正副会長会の後、理事会で承認をいただき、15日に正式に入会したというかたちです」。
 経団連に入会したということは、「上場企業か、それに準ずる会社」と認識される。現在加盟している企業は約1,300社で、上場企業が約3,000社であることを考えると、上場企業より狭き門ということになる。
 私どものような会社でも頑張れば、日本商工会議所、経済同友会と並ぶ「経済三団体」の一つで、大手上場企業を中心に構成されるメンバーに参加させてもらえる。地方の企業の経営者の方々の励みになればと思っています。

<さまざまな業務提携による新たな取り組み>

ヤマダ電機の隣にある展示場 2010年12月からヤマダ電機と業務提携を行なうことが決まるなど、新たな取組にもチャレンジしている。今回の提携は「ヤマダ電機さんの500店舗のなかに、弊社のコーナーを設けさせていただいて、カタログをエレベーターの横などに置かせてもらっています。その他に、月に1度チラシに「ヤマダ電機はタマホームと提携しています」とか「タマホームと業務提携していますから、住宅のご相談は今度の土日にタマホームが出店いたします」などといった内容を載せてもらっています。それと、家を1棟建てたお客様にはヤマダ電機のポイントが9万円分付くような仕組みになっています」という。
 その結果、ヤマダ電機は確実に家電が売れる。たとえば、家を新築するとかなりの家電を購入する。9万円もポイントが付いていれば、当然そこで買うようになるわけだ。玉木社長が言う「お互いが相乗効果を期待できる」ことになる。
 このほかにも「ヤマダ電機さんだけじゃなく、いろんなところと業務提携は行なっています。たとえば、自衛隊も全国入れるようになりましたし、警察も全国入れるようになりました。JR東日本さんとの提携では、渋谷の山手線のホームに「タマちゃんカフェ」を出しております。それは引き続き東京駅と、新宿駅、品川駅にも出していく予定で、ゆくゆくは山手線全部の駅にも出したいですね」と玉木社長。
 今後は、色んな会社との提携による新たな取り組みに加えて、ただ単に家を売るだけでなく、沢山の人に親しんでもらえるスペースの提供や、家に関する情報発信基地のようなものも構想に入っており、タマホームロケットが再び点火し、更なる飛躍と社会貢献が期待される。

(了)

<プロフィール>
玉木 康裕(たまき やすひろ)玉木 康裕(たまき やすひろ)
1950年生まれ 福岡県出身。福岡大学卒業後、大手セメントメーカー勤務を経て、1897年から続く実家の建設業に従事。78年に筑後興産(株)専務取締役に就任。98年6月に独立して福岡県筑後市でタマホーム(株)を設立して代表取締役に就任。斬新な手法で住宅業界トップクラスの実績を残す企業へと成長させ、業界の織田信長として高い評価を得ている。

<会社概要>
タマホーム(株)
代表者:玉木 康裕
所在地:東京都港区高輪3-22-9
設 立:1998年6月
資本金:7億7,350万円
TEL:03-6408-1200
URL:http://www.tamahome.jp/

※本稿は以下の書籍に掲載されています。

好評販売中!! 愛する福岡へ「201人の提言」
愛する福岡へ 201人の提言 このたび、弊社では「愛する福岡へ 201人の提言」を発刊いたしました。内容は、政治、経済、学界の有識者および福岡・九州で活躍する企業経営者が、それぞれの立場から福岡の未来に対する提言集となっております。本著には、以下でご説明するさまざまな活用法がございます。

活用法その1 「企業経営の良き参考書」
 各界を代表する有名経営者の提言は、これから起業される方をはじめ、現在、経営に携わっている方への良きアドバイスとなるでしょう。経営戦略・人材育成・CSR(企業の社会的責任)など、内容は多岐に渡っており、さまざまな場面でお役に立つはずです。

活用法その2「営業先を知るための予習書」
 福岡を中心に各企業の代表がずらりと掲載されている本著は、各経営者の考え方や社歴を知るための予習書として営業ツールに最適です。

活用法その3「福岡の未来が分かる予言書」
 「予言書」とは言いすぎかもしれませんが、福岡・九州の発展のために、国会議員、自治体首長、地方議員の方々からいただいた提言も掲載されています。また、深い見識を持つ各業界のトップ・リーダーたちも、福岡のまちづくりに対するアドバイスを行なっています。

活用法その4「就職活動の参考書」
 これから社会へ飛び立とうという若者へ。就職後のミスマッチをなくすためにも企業の考え方の違いを知ることは重要です。就職を希望している会社の事前予習にも活用できる本著は、就職活動においても役に立つはずでしょう。

 ご購入をご希望の方は、下記リンク先のフォーマットからお申し込み下さい。代金は送料および税込みで2,500円です。

 ご購入申し込みはコチラ>>>

*記事へのご意見はこちら



※記事へのご意見はこちら

福岡への提言一覧
NET-IB NEWS メールマガジン 登録・解除
純広告用レクタングル

2012年流通特集号
純広告VT
純広告VT
純広告VT

IMPACT用レクタングル


MicroAdT用レクタングル