任期満了に伴う筑紫野市長選は1月23日に告示され、現職の平原四郎氏(60)、新人で元市議の浜武振一氏(45)、新人で元県議、自民党福岡県連前代表の藤田陽三氏(68)(自民、公明推薦)3人が立候補を届け出た。各陣営とも1月30日(日)の投開票に向けて特色ある選挙戦を展開しており、同市では三つ巴の熱い選挙戦が繰り広がれている。
この選挙戦はすでに水面下で駆け引きが行なわれていた。早々と出馬を表明し、選挙準備を行なっていた同市議の田中允氏(63)が昨年末に出馬を断念。藤田陽三氏にバトンタッチして選挙戦を開始した。固い支持基盤をもつ同氏に支持者は厳しい選挙戦を託しており、藤田氏も県連代表を辞して臨む以上、絶対に負けられない。一方、浜武振一氏も元祖市民派として行動力と若さをアピールし、インターネットの動画などを活用し支持を訴えている。3期目を目指す現職・平原氏は2期8年における市政の実績をアピールして選挙戦を展開。特に同市の財政改革の功績に胸を張る。
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