25日、経済産業省は太陽光発電の余剰電力買取制度について、2011年度に適用される太陽光発電促進付加金(太陽光サーチャージ)の単価を認可する見込みであることを発表した。同制度は09年11月から開始されている。
太陽光発電で作られた電気のうち、余った電気をこれまでの2倍程度の価格で電力会社が買い取ることになった。 買取りに要した費用は、電気を利用するユーザーに太陽光発電促進付加金として負担することとなる。1カ月の電気使用量が約300kWhの家庭の場合、1カ月約3円~約21円の負担。
九州電力の太陽光発電促進付加金単価は、1kwhあたり0.07円。全国で一番高い単価設定である。ちなみに北海道・北陸電力は0.01円/kwh。同省では、26日中に認可する見込みである。
【河原 清明】
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