2010年7月11日に行われた参議院議員選挙。有権者数と議員数の地域間不平等が問われる「一票の格差」につき、各地の裁判所で「違憲状態」とする判決が続いている。
本日、1月28日は福岡高裁での判決が予定されており、その結果が全国的にも注目されている。一票の格差は「参議院の特殊性」という錦の御旗を掲げた選挙区割りが原因だが、実際には政権与党に有利なゲリマンダーの要素を多分に含んでいる。30年以上の懸案事項でもあり、早期の改善が望まれる。
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