1日、(株)トランスジェニック(本社:熊本県熊本市、福永 健司社長)は国立大学法人 広島大学(所在地:広島県東広島市、浅原 利正学長)と、哺乳動物細胞内で目的遺伝子の増幅構造を制御し高発現させる方法に関する特許を共同出願したと発表した。
同社は広島大学大学院 生物圏科学研究科 清水典明教授らと共同研究を進めていた。
今回の共同研究において、哺乳動物発現系を用いたタンパク質生産を効率化することに成功し事業の優位性が認められることから、早急に知的財産の確保を図り権利化するため広島大学と共同で特許出願することにしたとしている。
また、今回の共同研究において得られた成果は今後、タンパク質高発現細胞作製サービスに付加価値を与え、事業に寄与することが期待されるとしている。
なお、これによる11年度 連結業績への影響は軽微で、業績予想に変更はない。
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