(株)レオパレス21
連続赤字は避けられず
■機械設置工事(福岡)/(株)西村機工
【続報】債権者判明 負債総額 6億8,830万円
代 表 : 西村 明治
所在地 : 福岡県大牟田市四山町80-24
設 立 : 1984年8月
資本金 : 2,900万円
年 商 : (09/6)5億7,021万円
弊誌2010年9月16日号「モルグ」にて既報の同社は、1月20日、福岡地裁大牟田支部から破産手続開始決定を受けた。申請代理人は中野和信弁護士(弁護士法人しらぬひ・不知火合同法律事務所、福岡県大牟田市不知火町2-1-8、電話:0944-57-6311)。破産管財人は宮崎智美弁護士(青翠法律事務所、福岡県久留米市中央町38-6、電話:0942-36-2177)。負債総額は6億8,830万円が見込まれる。
■解体工事ほか(宮崎)/押川産業(株)
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約1億円
代 表 : 押川 恵
所在地 : 宮崎県都城市梅北1829
設 立 : 1986年7月
資本金 : 2,300万円
年 商 : (09/5)2億3,189万円
同社は1月6日付で事業を停止し、破産手続申請の準備に入っていたことが判明した。担当は大塚幸治弁護士(弁護士法人大塚法律事務所、宮崎県都城市八幡町1街区1-1、電話: 0986-46-9666)。負債総額は約1億円が見込まれる。
■事業者向け金融(東京)/中小企業信用機構(株)
連鎖 民事再生法適用申請 負債総額 約90億300万円
代 表 : 田中 謙吏
所在地 : 東京都墨田区両国1-10-7
設 立 : 1974年3月
資本金 : 14億2,638万7,000円
年 商 : (10/8)約16億6,500万円
弊誌2010年10月15日号「SIC」にて既報の同社は、1月26日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日監督・保全命令を受けた。申請代理人は加藤寛史弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所、東京都中央区八重洲2-8-7、電話:03-3273-2600)ほか7名。監督委員は渡邊顯弁護士(成和明哲法律事務所、東京都港区虎ノ門4-3-1、電話03-5405-4080)。負債総額は約90億300万円が見込まれる。
■食品原料、医薬・試薬品製造ほか(岡山)/(株)林原 ほか3社
設備投資過多 事業再生ADR申請 負債総額 約1,400億円(4社合計)
代 表 : 林原 健
所在地 : 岡山市北区下石井1-2-3
設 立 : 1932年7月
資本金 : 1億円
年 商 : (10/10単体)約281億1,300万円
1月25日、同社および関連会社の(株)林原商事、(株)林原生物化学研究所、太陽殖産(株)は事業再生実務家協会(事務局:東京都千代田区平河町2-7-2、電話:03-3265-0147)に事業再生ADRを申請した。負債総額は4社合計で約1,400億円が見込まれる。
■新春トップインタビュー
淘汰の時代を迎えた水産業界で魚食文化の普及に努める
(株)アキラ水産 代表取締役社長 安部 泰宏 氏
(全国水産物卸組合連合会 副会長)
(九州地区水産物卸組合連合会 会長)
(福岡市鮮魚仲卸協同組合 理事長)
西日本一の水揚げ量を誇る生産地・博多港を持つ福岡において、水産物仲卸のトップ企業として活躍する(株)アキラ水産。地球温暖化、デフレ、政権交代など水産業界を取り巻く環境が厳しくなるなか、新たな道を模索する同社代表取締役社長の安部泰宏氏に、現在の業界の課題や魚食文化の普及に対する意気込みなどについて、話を聞いた。
○構図が変わった海の魚の分布
○クジラ、領土海を取り巻く諸問題
○混迷した時代にどう生き延びるか
○魚食離れが進んだ原因とは
○魚も第一、第二加工の時代に
○市場開放などでPR活動を展開
■新春トップインタビュー
敵は己にあり人材教育こそ企業成長の礎
(株)一蘭 代表取締役社長 吉冨 学 氏
今や福岡のとんこつラーメンの代名詞とも言える存在となった「一蘭」。1960年に創業し、その後、現社長である吉冨学氏が93年に那の川店をオープンし、現在に至る。福岡県内では高めの料金設定であるが、デフレ経済のなかでも順調に成長を続けている。吉冨社長に、今後の戦略について話を聞いた。
○デフレのなかでも増収を継続中
○集中戦略、差別化によるブランディング
○ブルーオーシャン戦略の実践企業
○コスト高でも県と生産者のために
○NY出店で優秀な人材が入社
■ライバル比較論
激突する九州DSの両雄 正反対の経営戦略
トライアル VS ルミエール
九州ディスカウントストア(DS)の両雄、(株)トライアルカンパニーとルミエールの三角商事(株)。昨年から、トライアルがルミエール店舗の周辺に出店攻勢をかけ始めた。これに対抗してルミエールは、2年に1店だった出店ペースを上げ出した。アジアのウォルマートを標榜し全国展開を目指すトライアルに対し、福岡県内にとどまり、ひたすら利益追求に徹する三角。経営戦略でも両社は対照的。果たして、勝ち残るのはどちらか。
○集客力でルミに軍配
○牙城に攻め込むトラ
○軸足がぶれないルミ
○対極の経営戦略
○「組織経営」のトラ
○個人商店のルミ
○大量出店はしないルミ
■企業アーカイブ
2011年、コンビニ再編・淘汰が加速 セブン鹿児島初進出が意味するもの
2011年3月、コンビニエンスストアの最大手、セブン-イレブン・ジャパンが鹿児島県に初出店する。これはコンビニの再編・淘汰に連動したものだ。今、全国的な広がりを見せているのがコンビニの看板替え、すなわちチェーン転換である。草刈り場になるのが、業界4位のサークルKサンクス(サークルKS)の地域フランチャイジーだ。
○200店を出店するセブン-イレブン
○標的になったサンクスの店舗
○分水嶺になるCVSベイエリア
※記事へのご意見はこちら