もっと身近に、上質さはそのまま
人気の焼肉店「ヌルボン」がプロデュースする糸島のレストラン「風の邱」が2010年8月リニューアルオープンした。鉄板職人が眼前でお肉を焼き、焼きたてのパンを味わえる。しかも、お手頃な価格帯で楽しめるようになった。上質さは変わらずに、とても身近になった新・風の邱の魅力に迫る。
<地元の人々にも愛されるお店に>
「風の邱」は創業30周年の(株)綱屋(本社:福岡市博多区、萩原正綱社長)が3年前に開業したレストランだ。当初はフレンチレストランだったが、価格設定も高く、高級で敷居が高いイメージがあり、気軽に足を運べる店とは言えなかった。そこで開業当初からの「本当に良い物を食べていただきたい」というコンセプトは変えずに、リニューアルすることを決意。「もっと地元の人たちが足を運びやすく、愛される店舗になりたい」という理由から、幅広いお客さまに楽しんでもらえる鉄板焼きレストランに変更した。
肉はヌルボン特有の博多和牛一頭買いにより、上質な肉を通常よりもリーズナブルに提供できる。糸島の旬の野菜や新鮮な魚介類などの食材の数々に加え、糸島富士や加布里湾を一望できる店内は心をも落ち着かせる。五感を満たすレストランはそうそう見つかるものではない。
<セットは焼きたてパンも食べ放題>
従来はコース料理のみの取り扱いであったが、リニューアル後は単品での注文も可能となった。博多和牛の鉄板焼きを2,000円から味わえるほか、肉汁を閉じ込めた絶品メニューの「風の邱ハンバーグ(180g)」1,200円も人気。しかも、ディナーセット(3,000円~)にすると、前菜やサラダなどが付き、焼きたてパンも食べ放題となる。また、鉄板焼き職人には珍しく女性も在籍していて華がある。肉はレア気味に、熱された溶岩に乗せて、好みの焼き加減で食べることもできる。店舗にはさまざまな心くばりが施されている。
また、店舗横には焼きたてパン工房を併設。これは「レストランならではのいろいろなパンが食べたい」という声から生まれたもの。朝の間に一気に焼き上げるのではなく、こまめに焼き、少しずつ出していくというのがやり方で、常に焼きたてを食べていただきたいというお店側のうれしい配慮である。定番商品の薪型クロワッサンのほか、博多和牛がたっぷり入ったカレーパンも人気商品である。「高級ではなく、上質」。風の邱では食を通じて、素敵な時間と空間を提供している。
鉄板焼ステーキレストラン 風の邱
所在地:福岡県糸島市南風台8-2-1
電 話:092-330-8800
営業時間:ランチ11:00~15:00(オーダーストップ14:30)
ディナー17:00~23:00(オーダーストップ22:30)
※土日祝日は通し営業。
H P:http://www.kazenooka.jp/
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