<経営を通じて再度語学教育へ>
「中国側から見ても、日本の複雑な法令など未知の部分に「恐れ」を感じているのは同じ。それを解きほぐすのが重要」として法務関係のブレーンとともに陣容を厚くしている。
そして思わぬ形で幼少以来の願いが実現に近付いている。地道な活動や人脈による縁で、中国内の日本語学校の運営をすることになったのだ。現在、詰めの段階で実際の開校は9月ごろになりそうだが、民間企業に転じたことで1度は手放した夢である「教育に携わる」ことになった。学校では語学のみならず、日本の文化、生活、そして卒業生の受け皿となる就職先のサポートを目指す。「中国と携わったことで今日の自分がある」(瓜生氏)
あくまで自然体を貫く瓜生氏の活動領域が大きく広がろうとしている。
その活動を長い目で見れば、きっと今後の良好な日中関係を築いていくことになるだろう。
ワールドリンケージ(有)
代 表:瓜生 奈都子
所在地:福岡市博多区中洲5-3-8-5F
設 立:2005年
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