7日、ビジネス・ワンホールディングス(株)(本社:福岡市中央区、尾崎 朝樹社長)は11年3月期 第3四半期 決算(連結)を発表した。
当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比119.8%増の15億4,417万2,000円、経常利益は同比485.2%増の4,224万4,000円、四半期純利益は同比433.8%増の3,648万3,000円となった。
前年同期に比べ好調に推移している。
不動産事業では売上高は7億9,780万4,000円、営業利益は8,102万3,000円となった。
前連結会計年度から開始した不動産ファンドやデベロッパーを対象とした土地・建物の仕入から設計、不動産媒介業、ならびに競売物件の落札事業、および賃貸等不動産からの賃料収入が順調に推移したとしている。
マンション管理事業では売上高は6億7,133万1,000円、営業損失は564万3,000円となった。
前連結会計年度末に新たに(株)クロスコミュニティを子会社として加えたことにより管理棟数236棟、総管理戸数10,967戸となった。また、業界最大手の(株)大京アステージと業務提携行ない、抜本的なインフラの再構築を行なったとしている。
ソフトウェア事業では売上高は7,743万8,000円、営業利益1,663万7,000円となった。
景気回復の遅れから売上を大幅に伸ばすまでには至らなかったものの、主力商品ソフト「消防くん」への既存ソフトからのリプレースが好調だった。また、徹底したコスト管理を行なったとしている。
ファイナンス事業では売上高は2,039万8,000円、営業利益1,627万8,000円となった。
同事業は法人向け不動産担保貸付を主とした貸金業であるため、改正貸金業法の影響を受けることなく業績が堅調に推移したとしている。
その他の事業では売上高は1億3,224万円、営業利益は2,104万7,000円となった。
子会社が増えたことによる経営指導料や業務委託手数料などの収益増加により、販売費および一般管理費の増加があったとしている。
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