福岡土木(株)
１社依存体制も限界か
丸福水産(株)
健康食品事業の失速から低迷続く
■電気工事（熊本）／(株)電永社
焦げ付き 事業停止 負債総額 約６億円
代 表 ： 永井 巖
所在地 ： 熊本市上南部2-13-3
設 立 ： 1954年４月
資本金 ： 3,000万円
年 商 ： （10/３）２億1,400万円
１月31日付けで同社は事業を停止し、事後処理を倉岡雄一弁護士（倉岡法律事務所、福岡市中央区大名2-4-38、電話：092-721-5688）に一任した。負債総額は約6億円が見込まれる。
■内装工事（長崎）／(株)カタエ
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約３億1,000万円
代 表 ： 片江 明博
所在地 ： 長崎市天神町1-1
設 立 ： 1962年６月
資本金 ： 1,000万円
年 商 ： （10/６）2億6,900万円
１月31日までに同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は福田浩久弁護士（福田浩久法律事務所、長崎市興善町2-31、電話：095-816-3261）ほか。負債総額は現在精査中だが、2010年６月期末時点で約３億1,000万円が見込まれる。
■ホームセンター経営（鹿児島）／(有)ストアーフジタ
設備投資過多 破産手続開始決定 負債総額 約６億円
代 表 ： 藤田 祥喜
所在地 ： 鹿児島県霧島市隼人町真孝82
設 立 ： 1976年１月
資本金 ： 500万円
年 商 ： （09/２）約２億円
１月13日、同社は鹿児島地裁加治木支部から破産手続開始決定を受けた。破産管財人は鴨志田祐美弁護士（弁護士法人えがりて法律事務所、鹿児島市金生町2-15、電話：099-210-7018）。負債総額は約６億円が見込まれる。
■食品原料、医薬・試薬品製造ほか（岡山）／(株)林原 ほか２社
【続報】会社更生法適用申請 負債総額 約2,281億円5,400万円（３社合計）
代 表 ： 林原 健
所在地 ： 岡山市北区下石井1-2-3
設 立 ： 1932年７月
資本金 ： １億円
年 商 ： （10/10単体）約281億1,300万円
弊誌１月31日号「モルグ」にて既報の同社および関連会社の、(株)林原生物化学研究所、(株)林原商事は、２月２日、事業再生ADRによる再建を断念し、東京地裁に会社更生法の適用を申請した。保全管理人は松嶋英機弁護士（西村あさひ法律事務所、東京都港区赤坂1-12-32、電話：03-5562-8500）。負債総額は同社が約1,277億円、林原生物化学研究所が約636億800万円、林原商事が約368億4,600万円の３社合計約2,281億5,400万円が見込まれる。
≪特集・全線開通間近！九州新幹線（上）～観光は盛り上がるか？≫
■トップインタビュー
世界と戦えるホテルチェーンへ オークラのブランドを海外へ発信
(株)ホテルオークラ福岡 代表取締役社長 徳安 弘明 氏
昨年、JALホテルズの株式を取得し傘下に収めたホテルオークラ。国内では高い格式と上質なサービスで知られるが、日本を含むアジア市場で攻勢を強める海外大手チェーンに対し、国際的な認知度では劣るのも事実。グローバルな競争が進行するホテル業界にあって、世界標準のシステムとサービス確立への戦略的布石と見る向きも多い。そのなかで、ホテルオークラが目指すものは何か―。同社代表取締役社長の徳安弘明氏に話を聞いた。
○５年で100ホテル海外比率４割に
○新幹線全線開業でどうなる福岡市場
○宿泊の比率重要へパラダイムシフト
■中村もときが聞く
名物ママ・藤堂和子氏に訊く 不景気を生き抜く中洲流経営戦略
藤堂 和子 氏
航空スタンドバー「リンドバーグ」 ママ
クラブ「ロイヤルボックス」 ママ
「LB中洲通信」 編集長
西日本一の歓楽街・中洲で、老舗スナック「リンドバーグ」を先代から受け継ぎ、今では有名高級クラブ「ロイヤルボックス」も切り盛りしている藤堂和子ママ。藤堂ママは30周年を迎えた情報誌『中洲通信』の編集長としての顔も持ち、全国的な"中洲の顔"というべき存在と言ってもいいだろう。そんな藤堂ママと中洲をこよなく愛するフリーアナウンサー・中村もとき氏が、2011年の展望について対談を行なった。不景気で多くの中洲飲食店が喘ぐなか、藤堂ママはどのような活路を見出しているのか―。
○自ら動く姿勢が大事
○2,200人集まった中洲通信30周年パーティ
○片言でもいいから中国・韓国語の接客を
○お客第一主義で まずは自分の城を守る
トップインタビュー
「芸どころ博多」から文化を発信 地域活性化の灯をともし続ける
(株)博多座 代表取締役社長 芦塚 日出美 氏
2010年７月、芦塚日出美氏が新たに(株)博多座の代表取締役社長に就任した。それ以前は、２代続けて行政出身者が代表を務めており、民間からの就任は７年ぶりとなる。九州新幹線の全線開通を間近に控え、博多座を中心とした福博のさらなる興隆が期待されるなか、芦塚社長に今後の意気込みについて話を聞いた。
○「九州演劇文化の殿堂」という役割
○これからは若年層の理解者を増やしたい
○課題は自主制作能力 「さすが博多座」を目指す
■企業アーカイブ
NHK次期会長に労務対策のプロが就く理由
電波屋のトップに労務屋が―。迷走の末、NHKの次期会長に東海旅客鉄道（JR東海）の松本正之副会長が就任することが決まった。NHK経営委員会の小丸成洋委員長（福山通運社長）は、松本氏を選んだ理由を「国鉄改革の実績を持ち、NHKのような大組織を率いるリーダーシップがある」と説明している。キーワードは「国鉄改革」。国鉄改革の実行部隊だった松本氏は、労務対策のプロフェッショナルとしての手腕を買われたということである。それにしても、なぜ公共放送のトップが労務のプロなのか。
○国労解体を狙った国鉄改革
○国鉄改革の実行部隊は職員局
○親方日の丸体質に切り込むか
※記事へのご意見はこちら
