東京一部上場企業ニトリが北部九州に店舗展開を始めて思わぬ嬉しい効果が表れ始めた。現在、博多港のコンテナの扱い高は月間60万個で推移してきた。ところがニトリの店のオープンが相次ぎ、同社が物流拠点を構えたことでコンテナの扱い高が急増している。中国、ベトナムからニトリの各製品が博多港に荷揚げするようになり月間1万個が陸揚げされる。博多港の扱い高の1.7%になる勘定だ。博多港関係者の証言によれば「日産自動車の部品の輸出やトライアルカンパニーの輸入品関連が大きく数が増えることを期待している」ということである。1社の貢献でコンテナの扱い高が急増するとは面白い話である。
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