(株)ニコー
店舗縮小で生き残り図る
スリープログループ(株)
乗り切れるか
■業務用食品卸(北九州)/北九冷食販売(株)
採算割れ 民事再生手続申請準備中 負債総額 約8億7,000万円
代 表 : 首藤 和正
所在地 : 北九州市戸畑区銀座1-2-4
設 立 : 1969年5月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (10/3)約25億6,500万円
弊誌2009年8月10日号「SIC」にて既報の同社は、2月4日までに民事再生手続の申請準備に入った。担当は河原一雅弁護士(ひびき法律事務所、北九州市小倉北区田町14-28、電話:093-581-2022)ほか1名。負債総額は約8億7,000万円が見込まれる。
■旅館経営(福岡)/(有)原鶴温泉泉屋旅館
販売不振 破産手続申請準備中 負債総額 約3億5,000万円
代 表 : 小野 恭祐
所在地 : 福岡県朝倉市杷木志波4-1
設 立 : 1997年3月
資本金 : 300万円
年 商 : (10/6)約7,800万円
2月7日までに同社は破産手続申請の準備に入った。担当は宮崎智美弁護士(青翠法律事務所、福岡県久留米市中央町38-6、電話:0942-36-2177)ほか。負債総額は約3億5,000万円が見込まれる。
■砕石ほか(熊本)/(株)村本建設工業
販売不振 民事再生法適用申請 負債総額 2億5,496万円
代 表 : 北見 義郎
所在地 : 熊本県阿蘇市内牧1277‐5
設 立 : 1974年10月
資本金 : 2,000万円
年 商 : (10/8)3億5,258万円
2月1日、同社は熊本地裁に民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。申請代理人は佐竹浩一弁護士(愛・法律事務所、熊本市水道町7-14、電話:096-312-5477)。監督委員は津留清弁護士(津留山村法律事務所、熊本市紺屋今町2-1、電話:096-312-8511)。負債総額は2億5,496万円が見込まれる。
■ガソリンスタンド経営(長崎)/(資)升金商会
販売不振 破産手続開始決定 負債総額 約3億円
代 表 : 松尾 豪彦
所在地 : 長崎県島原市湊新地町420
設 立 : 1950年2月
資本金 : 70万円
年 商 : (10/9)約4億円
1月27日に長崎地裁島原支部に破産手続開始を申請していた同社は、2月4日、破産手続開始決定を受けた。申請代理人は大田真和弁護士(有明ひまわり法律事務所、長崎県島原市今川町1850-1、電話:0957-61-0888)。破産管財人は水上正博弁護士(水上法律事務所、長崎市万才町10-3、電話:095-826-5776)。負債総額は約3億円が見込まれる。
■特集・全線開通間近!九州新幹線(下)~攻勢の博多、迎え打つ天神
JR博多シティに立ち塞がる壁 高集客の幻想と脆弱な営業戦略
九州新幹線鹿児島ルート全線開通を前に3月3日開業する「JR博多シティ」。JR九州にとってはまさに社運を賭けたビッグプロジェクトで、人、モノ、サービスの流れを変える拠点として、期待度は高い。しかし、交通体系の多様化や時間消費の変化、時空を超えたメディアの登場など、駅ビルを取り巻く環境は大きく変わっている。はたして、博多の新しい顔というべきこのランドマークは、九州経済を浮揚させ、JR九州が目指す株式上場に弾みをつけるか。それとも時代遅れなハード、単なる駅付帯施設に止まるのか。博多阪急とアミュプラザを中心に考察してみたい。
○地方百貨店の域を出ない博多阪急
○天神の二番煎じを露呈するアミュプラザ
■特集・全線開通間近!九州新幹線(下)~攻勢の博多、迎え打つ天神
最後の1等地に乗り込む関西基盤百貨店の素顔とは
(株)阪急阪神百貨店
(エイチ・ツー・オーリテイリング(株))
「博多阪急」の開業まで残り1カ月を切り、全660店舗の出店テナントの顔ぶれなど店づくりの全容が明らかになった。一方で、関西ドミナントを貫いてきた阪急百貨店は、九州人にはなじみが薄い。早くから出店準備室を構えて体制を整えてきた同店は、博多で成功するのか。
○14店舗中12店舗が関西に集中
○高島屋と合併断念 今春、大阪百貨店戦争の渦中に
○東京で「東急」と訴訟
○エイチ・ツー・オーリテイリングの力量とは
○2正面作戦での出店 カギは日常客
■特集・全線開通間近!九州新幹線(下)~攻勢の博多、迎え打つ天神
4年目を迎え認知度上昇中 ワクワク感の得られる店づくりを
(株)ロフト 天神ロフト 次長 渋沢 寛 氏
2007年11月、「天神地区の生活雑貨1番店」を目指してオープンした「天神ロフト」。オープンから丸3年目を迎え、天神の街にすっかりと定着した感のある同店は、ほかにも小倉のコレット井筒屋にも出店している。不況のなかでも好調さを維持している同店次長の渋沢寛氏に話をうかがった。
○大分撤退にともない九州は福岡3店舗に
○常に新しい発見や楽しさを提案
○他店とも切磋琢磨 より"らしさ"を打ち出す
■特集・全線開通間近!九州新幹線(下)~攻勢の博多、迎え打つ天神
もう1つの目玉「東急ハンズ」3月3日、ついに開業へ
(株)東急ハンズ 博多店開業準備室営業マネージャー 横山 浩樹 氏
あの東急ハンズがいよいよ九州初上陸する。アミュプラザのテナントとして、博多阪急とともに新博多駅ビル「博多シティ」の目玉となっている。東京では「ハンズに行けばないものはない」という圧倒的な品ぞろえで有名な雑貨店。出店公表から現在に至るまでの状況を、同社博多店開業準備室営業マネージャーの横山浩樹氏にうかがった。
○ヒントマーケットという提案型店舗
○ヒントを提供し買い物しやすい店へ
○ハンズマンダラで一家の暮らしを表現
■特集・全線開通間近!九州新幹線(下)~攻勢の博多、迎え打つ天神
阪急の進出で始まる流通大激戦 創業者・小林一三の経営手法
2011年に勃発する流通大戦争「博多の変」―。3月3日、博多駅の新ビル「JR博多ビル」の核テナントに博多阪急がオープンする。阪急阪神百貨店の前身は阪急百貨店。日本初の電鉄系百貨店で、世界初のターミナルデパートだ。九州初上陸で、あまりなじみはない。阪急の創業者小林一三は、大衆を消費者としてとらえ、生活大国への道を切り拓いた先駆者として知られている。小林一三とは何者か。
○サラリーマン落第生
○私鉄経営のモデル
○初のターミナルデパート
○ソース・ライス伝説
■倒産を追う
不渡りまでの軌跡 「れい明会」総会、事実上の債権者集会に
(株)ナチュラルグループ本社
2011年1月末、(株)ナチュラルグループ本社(以下、NG社)が1回目の不渡りを出したことで、自然食品・健康食品業界が揺らぎはじめた。一時は700億円を売り上げたともされるメガ企業だけに、周辺企業への影響は大きく、2度目の不渡りがいつになるのかと周囲は戦々恐々の思いで見守っている。2月8日、都内で「れい明会」の総会が開催された際、NG社の橋本会長が姿を現し、事実上の債権者集会の様相を帯びた。
○黙殺されたNG社不安説
○元凶はオーナーシップ制度
○橋本会長から富田CROへバトン
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