(株)データ・マックス主催の講演会「チャイナビジネスは地方の時代へ」が2月10日、福岡市博多区の福岡国際会議場で開かれ、約120人が出席した。
弊社社長・児玉直のあいさつに続いて、中国全国人民代表大会代表で安徽省合肥市政府商務局使節団メッセンジャーの金会慶氏が「中国安徽省の現状と可能性」について講演。「中国経済は急成長しているが、技術力とサービス産業はまだ弱い。上海に近く大学や研究機関の多い合肥にはビジネスチャンスが大きい」と投資への積極的な参加を呼びかけた。
次いで、元ヤオハングループ会長で国際経営コンサルタントの和田一夫氏が、ヤオハンの中国事業を振り返りながら、「中国でビジネスを展開してきた経験を生かし、合肥で新しいプロジェクトを立ち上げる」と、新たなビジネスの計画について話した。その後、質疑応答に移り、出席者から「通信販売は現地でビジネスとして将来性はあるか」といった質問が出された。
講演終了後、1階レストランで懇親会が開かれ、中国ビジネスの現況と将来についてあちこちで議論の花が咲いていた。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら