15日、(株)テムザック(本社:福岡県宗像市、高本陽一代表)は、興和(株)(本社:愛知県名古屋市、三輪芳弘代表)と提携を行ない、両社出資で14日に合弁会社「興和テムザック株式会社」を設立したと発表した。
興和テムザック社の事業内容は、公道での走行を目的とする電動式の移動マシンの研究開発、製造販売、輸出入など。同社は、福岡県宗像市に本店を置き、芹田慶人氏が代表取締役社長を務める。資本金は1,000万円。
発表では、新会社設立について「CO2を排出しない、地球環境や人への健康に配慮した電気自動車(EV)の開発」を目的とした戦略的提携としている。
テムザック社は、『人に役立つロボット』をコンセプトに、家庭用留守番ロボット・介護用ロボット・レスキューロボットなどの開発・製造・販売を行なってきた。近年では、テレビメディアからも特集され、デンマークやシンガポールから国をあげて誘致されるなど、その高い技術力が注目を集めていた。
一方、興和社は、胃腸薬「キャベジン」をはじめとする医薬品や医療機器などを製造、販売する業界大手。「地球と未来を考える興和グループ」という環境理念に基づき、グループ各企業の事業活動と地球環境保全との調和を目指し、環境・省エネ関連をコアビジネスの一環としてきた。
新会社「興和テムザック」の概要は以下の通り。
<COMPANY INFORMATION>
会 社 名:興和テムザック株式会社
本店所在地:福岡県宗像市江口465番地(株式会社テムザック敷地内)
代 表 者:代表取締役社長 芹田 慶人
資 本 金:1,000万円
資本 比 率:興和65%、テムザック35%
設立 時 期:2011年2月14日
(※高本陽一氏の「高」ははしごだか)
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