16日、(株)マルマエ(本社:鹿児島県出水市、前田 俊一社長)は11年1月度の月次受注残高を発表した。
1月末の受注残高の状況には、精密切削加工事業の半導体分野において受注が増加したものの、FPD分野において生産および検収が順調に推移したため対前月増減率6.9%減の1億7,066万4,000円となった。
現在の受注状況については、精密切削加工事業のFPD分野において、タブレット型パソコンやスマートフォンなどに向けた中小型液晶タッチパネルや有機EL製造装置部品を中心に順調に推移しているものの、同様に生産と出荷が本格化し受注額以上の出荷があったため、受注残高は対前月増減率20.2%減、対前年同月増減率45.8%増の1億578万1,000円となった。
半導体分野については、既存顧客が堅調に推移しているなか、タブレット型パソコンやスマートフォンなどのデバイスに向けた新規案件が増加し、対前月増減率18.2%増、対前年同月増減率70.9%増の5,260万6,000円と堅調に推移した。
一方、太陽電池分野においては、結晶系の太陽電池製造装置部品の受注や試作品が継続しているものの、薄膜シリコン系の太陽電池製造装置部品は低調としている。
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