15日、楽天株式会社(本社:東京都品川区)は、2010年12月期連結決算で売上高3,461億円(前年同期比16.1%増)、営業利益637億円(同12.6%増)、経常利益623億円(同13.5%増)と過去最高を更新したことを発表した。
EC事業の売上高は1,440億円(前年同期比25.3%)と好調で、連結売上高の4割を占める。また、楽天グループの国内EC流通総額(トラベル予約含む)は1兆4,252億円(同18.6%増)と、10年間で60倍の規模に拡大したその成長はいまだ高水準を維持している。
同グループではEC、トラベル、ポータル・メディア事業などネットサービスのほか、クレジットカード・証券・銀行事業などのネット金融や通信事業、プロスポーツ事業などの9事業が連結に含まれる。今期は10年末に中国で開業したインターネット・ショッピングモール『楽酷天(らくてん)』が本格化することから、さらなる成長軌道の実現が期待されている。
▼楽天グループの国内ECの流通総額推移(トラベル予約含む)
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