エジプトなど中東情勢の緊迫化により原油価格が急騰するなど、世界経済の新たなリスクとなる恐れが強まっている。この中東情勢の影響もあって、ベトナムなどでも入国管理が厳しくなっているようだ。
先日、ベトナムのホーチミンへ2年ぶりに渡航したが、渡航者のなかに週刊誌を1部持っていた人がいた。『週間○○』である。とくに問題がない週刊誌だ。ところがこの週刊誌が入国審査に引っ掛かった。罰金が米ドルで1,000ドルという。「裸の写真がある」というのが先方の言い分だ。これまで、何度も海外へ渡航しているが、この手の週刊誌が入国審査で引っ掛かるなんて聞いたことがない。結局罰金200ドルで無事?入国できたものの、後味が悪い入国となった。
このほかにも、同乗者のなかにはカタログを持っていたためカバンの中を確認させられ、筆者も小説の中味を確認させられた。扇動するようなモノに対しては非常に神経質になっているようだ。そのなかから、見せしめではないだろうが、ひとりが罰金を受けることとなった。
海外渡航をされる方は、持ち込み品を慎重にしなければ痛い目にあうかもしれない。
【石崎】
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