現在のキーワードは「変化のスピード」なのかも知れません。変化のスピードが恐ろしく速い。インターネットが普及してから十数年、いろいろなことが高速化してきました。市場の変化、マーケティングツールの変化、情報収集のスピード、利便性、ありとあらゆるものが、高速化したお陰でビジネスシーンにおいてもメリットが沢山生まれたのではないでしょうか。
しかし、この高速化の影響でマイナス面もあるように思います。たとえば、「新しいことにチャレンジする時などに、すぐに結果が出ない時」、「頑張ってもすぐに認められない時」、「すぐに昇進、昇給できない時」、「深い信頼関係を築く必要がある時」などで、いわゆる『我慢』が出来ないケースがよく見受けらます。
携帯電話やインターネットでいつでもどこでもすぐに繋がる世代の弊害とでも言うべきか、諦めの早さも高速化しているようです。
私たちは、高速化に求めるものと、従来のアナログな人間の本質をしっかりと分けて考えなければいけません。とくに、社員の教育はいきなり高速化するはずもありませんし、社員自身もじっくりやり抜くことで報われる(※石の上にも三年のように)ことを認識してもらう必要があるのではないでしょうか。
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