(株)アスカコーポレーション
(内容)トラブル続くコンプライアンス無視の企業体質
嘉穂無線(株)
コスト削減で採算性回復が課題
■園芸肥料・用土製造販売(福岡)/グリーンファーム(株)
【続報】債権者判明 負債総額 8億1,399万円
代 表 : 石垣 純次
所在地 : 福岡県三井郡大刀洗町下高橋3266
設 立 : 1976年4月
資本金 : 3,000万円
年 商 : (10/6)4億7,700万円
弊誌2月3日号「モルグ」ほかにて既報の同社は、2月14日、福岡地裁久留米支部から破産手続開始決定を受けた。申請代理人は萬年浩雄弁護士(萬年総合法律事務所、福岡市中央区赤坂1-15-33 、電話:092-751-5006)ほか。破産管財人は花田芳夫弁護士(鐘ヶ江・花田法律事務所、福岡県久留米市中央町35-18、電話:0942-31-1771)。負債総額は8億1,399万円が見込まれる。
■肥料・飼料販売(熊本)/(株)ヤマサ
販売不振 破産手続開始決定 負債総額 約3億円
代 表 : 坂田 良志子
所在地 : 熊本県玉名市天水町小天4108-1
設 立 : 1986年5月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (07/12)約3億円
1月28日、同社は熊本地裁より破産手続開始決定を受けた。申請代理人は鹿瀬島正剛弁護士(弁護士法人リーガル・プロ熊本市坪井6-38-15、電話:096-346-2768)、破産管財人は迫邦夫弁護士(京町法律事務所、熊本市京町2-14-25、電話:096-324-3255)。負債総額は約3億円が見込まれる。
■魚類養殖(長崎)/(有)松竹丸水産
受注不振 破産手続開始決定 負債総額 約5,000万円
代 表 : 松本 政治
所在地 : 長崎県西海市西海町面高郷1296
設 立 : 1994年5月
資本金 : 300万円
年 商 : (09/4)約1億1,000万円
1月28日、同社は長崎地裁佐世保支部から破産手続開始決定を受けた。破産管財人は渡会祐二弁護士(わたらい法律事務所、長崎県佐世保市木場田町3-34、TEL:0956-22-7981)。負債総額は約5,000万円が見込まれる。
■繊維製品製造・卸売(山口)/(株)カネヰ
販売不振 破産手続開始申請 負債総額 約2億8,000万円
代 表 : 鳥居 秀行
所在地 : 山口県下関市一の宮卸本町2-10
設 立 : 1963年10月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (10/8)約2億3,000万円
2月21日、同社は事業を停止し、山口地裁下関支部に破産手続開始を申請した。申請代理人は山元浩弁護士(山元浩法律事務所、山口県下関市竹崎町4-4-2、電話:083-222-7001)。負債総額は約2億8,000万円が見込まれる。
■特集・信頼揺らぐ「老舗」の看板
名門企業の凋落 見失った夢と現実のバランス
林原グループ
「バイオの雄」と呼ばれながらも、わずか数カ月で経営破綻へと追い込まれた林原。グループで2,000億円を超える負債を抱えた大型倒産ということもあり、2月初頭の各メディアは林原叩き一色に染まった。放漫経営の非は疑いようがない。しかし他方で「惜しい」との声も少なからず上がる。
○巨万の富を残した先代
○バイオでの輝かしい実績
○メセナの位置づけ
○不動産事業にも邁進
○バランスを欠いた末に
○林原に群がる人々
■特集・信頼揺らぐ「老舗」の看板
ゴルフ場破綻への反応さまざま カリスマ創業者の手抜かり
昭和グループ
1月14日、負債総額56億円の大型倒産が発生した。(株)唐津ゴルフ倶楽部である。佐賀県で1番古いゴルフ場として歴史を刻んできた同社の破綻は、属する昭和グループへの不信感を一部に生んでいるようだ。グループへの取材を通じて、一族による経営の問題点が見えてきた。
○破綻への反応はさまざま
○唐津市長まで務めた名士創業者の故・金子道雄氏
○タイミングの悪い会員募集
○赤字子会社切り捨ては是か非か
○昭和自動車幹部も「知らなかった」
○子会社間の風通しを良くすべき
■特集・信頼揺らぐ「老舗」の看板
相次ぐ経営破綻 九州バス業界の現状を探る
日常生活に欠かせない地域交通であるバス。しかし、2000年代のバス事業者の歴史を振り返ると、経営破綻を余儀なくされた事業者が多い。最近においても、高速道路料金上限1,000円施策や全線開通を控えた九州新幹線など、バス業界を取り巻く環境の変化は著しい。本稿では、昭和グループの中核企業である昭和自動車に関連付け、九州のバス事業者、バス業界の現状について考察していく。
○ディーラーが担う昭和グループ
○2000年代の九州バス業界 相次ぐ経営破綻
○抜け出せない闇 赤字企業が7割超
○抱えるジレンマ 苦難の時代は続く
■特集・信頼揺らぐ「老舗」の看板
「地場トップクラス」は過去のもの 生き残るヒントはどこに
岩崎グループ
今年2月2日、岡山でバイオ事業をメインに地場トップクラス企業として君臨していた林原グループ(中核企業:(株)林原、(株)林原生物化学研究所、(株)林原商事、創業1883年)が、会社更生法の適用を申請した。「老舗」「地場トップクラス」ーこうした形容詞が支えていた企業への信頼が、最近の日本経済の状況とあいまって大きく揺らいでいる。
○「老舗」ならではの負の蓄積が火を噴く
○片や毅然と経営に臨み 片や悠然と経営観説く
○「問題児」から一転した評価
○経営者の哲学に生き残るヒント?
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