プログラミング言語Ruby(ルビー)による地域振興を目指す福岡県がRubyによる優れた取り組みを表彰する「フクオカRuby大賞」を福岡で活躍する(株)イーシー・ワン(本社:東京都港区、最首英裕社長)のクラウド事業部が開発したソフトウェアが受賞した。ちなみに1回目は韓国のAPEL気候センター、2回目はアメリカの「Rhomobile(ローモバイル)」であり、3回目の今回、国内外10カ国から過去最多の79件の応募があったなか、日本の企業が受賞するのは初。また優秀賞は、福岡の(株)フュージック(本社:福岡市中央区、納富貞嘉社長)ほか2者。県内の応募者を対象とした奨励賞を3者、コミュニティ特別賞を3者がそれぞれ受賞した。
福岡県では生産性の高い日本発のプログラミング言語「Ruby」を核に、ソフトウェア開発の世界的な拠点を構築するため、産学官連携組織「福岡Rubyビジネス拠点推進会議」を設立。研究開発やユーザー企業との商談会、Ruby技術者の育成などを行なっている。昨年12月にはその拠点施設として「福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター」を福岡市博多区に開設し、ソフトウェア産業やアニメ、ゲームなどのコンテンツ産業の振興を図っている。
「フクオカRuby大賞」の表彰式は、3月10日(木)13時30分から19時まで開催される「フクオカRubyフォーラム2011」のなかで行なわれる。
また、フォーラムでは「クラウドとRuby」をテーマにクラウドのパイオニア企業であるアマゾンデータサービスジャパンと世界的にも著名なRuby企業であるヘロク社(アメリカ)による講演、フクオカRuby大賞受賞者のプレゼンテーションが予定されている。
日 時:3月10日(木) 午後1時30分~19時
場 所:ホテルニューオータニ博多 3階 芙蓉の間
(福岡市中央区渡辺通1-1-2)
定 員:300名
参加費:無料(ただし、交流会参加は4,000円)
申込方法:下記URL内の申込フォームより
http://www.f-ruby.com/news/event/18
主 催:福岡Rubyビジネス拠点推進会議、福岡県
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