気象庁は、きょう(11日)14時46分頃、三陸沖で発生した地震について「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と命名。また、同地震のマグニチュードは、観測史上最大となるM8.8と発表した。
地震発生以降、18時現在まで震度3以上の地震が各地で発生しており、いまだ予断を許さない状況。各地で死傷者の情報が続出している。一方、大津波も発生しており、気象庁によると、15時50分に福島県相馬港で7m50cm以上の大津波が観測されているほか、太平洋沿岸で3m以上の大津波が何度も観測されている。
18時30分現在、大津波の警報が発令されているのは、岩手県、宮城県、福島県、北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸、茨城県、千葉県九十九里・外房、伊豆諸島、北海道太平洋沿岸東部、北海道太平洋沿岸西部、青森県日本海沿岸、千葉県内房、小笠原諸島、相模湾・三浦半島、静岡県、和歌山県、徳島県となっている。そのほか日本全国の沿岸地域にも、津波警報や津波注意報が発令されている。
消防庁のホームページでは、警報が発令されている地域の人々は、いち早く海岸から離れ、近くの高台や避難地に避難すること。また津波は、第1波に続いて第2波、第3波と押し寄せるため、しばらくは避難を継続するようにと呼びかけている。
▼関連リンク
「津波警報・注意報」(気象庁HP)
「津波災害の備え」(消防庁HP)
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