東北地方太平洋沖地震で被災した福島原発などの運転停止の影響で、電力供給力不足が懸念され、東京電力が14日午前より実施を予定していた「計画停電」は、早朝から次々と情報が変わり、混乱が広がった。
東電は午前6時20分から停電を予定していた第1グループの地域に、計画を変更して電力を供給し、計画停電の開始を遅らせると発表した。しかし、その約1時間後には、「計画停電を行なう可能性がある」と訂正した。
この影響もあり、停電が予定されていた地域の一部の鉄道は、運休の予定から、一転して運行する見通しとなった。
また、首都圏のJR、私鉄各線は運休や部分運行、本数を減らした運行などになり、ダイヤは大幅に乱れ、通勤時に各路線は大混雑した。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら