東北地方太平沖地震の影響で、九州の青果が陸路で関東へ運べないという事態が生じ始めている。生産物を東京・茨城など関東に販売している業者によると、「運送車両が目的地に行けても燃料を満タンにできず、帰って来れない可能性がある」との理由で14日より運送できなくなったという。「オイルショックの時と似た状況になっていた」とする同社によると、選択肢として貨物列車という方法があるが気温があがる初夏以降は鮮度維持の面で問題が生じてくる。直接の被災地と商取引はない地元業者にも目に見えた影響が出始めた。
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