パ・リーグ開幕への懸念は「楽天イーグルス」にあった。仙台を本拠地にしている「楽天」は、「ホームグランド『クリネックススタジアム宮城』が地震で被害を受けたから開幕戦を引き延ばしてくれ」と要請していた。しかし、球場自身は運営に支障がないことが判明している。楽天の本音は「宮城県および東北地方に甚大な被害がでているのに野球興業どころではない」というところであろう。
結局のところ、当初予定されていた3月25日の開幕を4月15日へと3週間延ばすことが決定された。3週間分のゲームは後ろにスライドすることになった。そうなると「クライマックスシリーズ」を行なう時間がない。あす(17日)の会議でダブルヘッターなどを組み、「クライマックスシリーズ」のスケジュールをねん出できるかが討議されるという。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら