(株)エヌ・エル・エー
付加価値を失った企画提案会社
蝶屋(株)
本社物件差押え
■産業廃棄物処理（福岡）／(有)名島産業建設
【続報】決済不調
代 表 ： 於保 政美
所在地 ： 福岡市東区香住ヶ丘4-9-25
設 立 ： 1972年12月
資本金 ： 1,000万円
年 商 ： （09/12）５億8,013万円
弊誌３月７日号「モルグ」にて既報の同社は、３月７日、再度の決済不調に陥った。また、すでに同日付けで従業員を解雇している。
■衣料品卸売（福岡）／(株)アルカイック
設備投資過多 事業停止 負債総額 約１億6,000万円
代 表 ： 岡田 昌三
所在地 ： 福岡市中央区大手門1-7-18
登記上 ： 福岡市西区生松台1-15-7
設 立 ： 1985年３月
資本金 ： 1,000万円
年 商 ： （10/１）約１億2,900万円
３月７日までに同社は事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。担当は上野光典弁護士（上野光典法律事務所、福岡市中央区大名2-2-26、電話：092-761-0507）。負債総額は約１億6,000万円が見込まれるが、現段階では任意整理の方針が示されている。
■食品製造販売（福岡）／(株)東綜合食品
【続報】破産手続開始決定 負債総額 約１億8,000万円
代 表 ： 東端 清
所在地 ： 福岡市中央区那の津2-9-1
設 立 ： 1978年５月
資本金 ： 1,100万円
年 商 ： （10/６）約１億8,000万円
弊誌１月20日号「モルグ」にて既報の同社は、２月21日、福岡地裁から破産手続開始決定を受けた。申請代理人は岩橋英世弁護士（出雲・岩橋法律事務所、福岡市中央区大手門2-1-10、電話：092-781-2995）。破産管財人は斉藤芳朗弁護士（德永・松﨑・斉藤法律事務所、福岡市中央区大手門1-1-12、電話：092-781-5881）。負債総額は約１億8,000万円が見込まれる。
■家具製造販売（福岡）／(有)コア・一ノ瀬
【続報】債権者判明 負債総額 約１億3,000万円
代 表 ： 一ノ瀬 光明
所在地 ： 福岡県大川市三丸272-1
設 立 ： 1997年４月
資本金 ： 300万円
年 商 ： （10/３）約１億3,000万円
弊誌2010年10月14日号「モルグ」にて既報の同社は、３月３日、福岡地裁柳川支部から破産手続開始決定を受けた。申請代理人は山田学弁護士（かばしま法律事務所、福岡県久留米市日吉町23-3、電話：0942-39-2024）。破産管財人は兵頭充紀弁護士（福岡県久留米市中央町37-20-8F、電話：0942-37-1787）。負債総額は約１億3,000万円が見込まれる。
■一般貨物運送（長崎）／(株)天神EXライン
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約８億5,000万円
代 表 ： 小園 純夫
所在地 ： 長崎県東彼杵郡波佐見町志折郷27-1
設 立 ： 1959年５月
資本金 ： 1,000万円
年 商 ： （10/８）約８億6,000万円
３月３日付で同社は事業を停止し破産手続申請の準備に入った。担当は斎藤信隆弁護士（斎藤法律事務所、長崎県佐世保市八幡町4-3、電話：0956-23-8310）。負債総額は約８億5,000万円が見込まれる。
■特集 地域振興・都市計画～過去から未来へつなぐ想い
文化と産業の複合的な再生を 日本海沿岸圏・福岡の可能性
富山大学 芸術文化学部 教授 伊東 順二 氏
人、文化、産業、歴史―。これらはすべて地域を形成する要素であり、地域振興や都市計画を考えるうえで、欠かすことのできないものである。その土地に眠っている文化・産業を掘り起こし、その地域に生きる人々の生活のなかへ蘇らせることが、何よりの「地域力」となる。長崎県美術館の前館長であり、現在は富山大学で教鞭を執っているほか、富山市の政策参与も務めている伊東順二氏。国内、海外を問わず、さまざまな地域で活躍をしている同氏に、これからの地域像・都市像はどうあるべきか、話を聞いた。
○故郷への想い 長崎県美術館の立ち上げ
○成功した美術館経営 次なる新たな可能性
○清濁併せ呑む 行政トップの力量
○日本の工芸のあるべき姿 伝統産業の復興
○日本海沿岸文化圏での福岡の可能性
○《解説》地域のアイデンティティ再生拠点 「呼吸する美術館」・長崎県美術館
■特集 地域振興・都市計画～過去から未来へつなぐ想い
歴史と文化と自然の宝庫 モンゴルと日本の架け橋に
建築家 有馬 裕之 氏
中国の北、ロシアの南に位置する内陸国「モンゴル」。かつて世界を制覇したモンゴル帝国がルーツであり、豊富な地下資源や天然資源を有する国である。ただし、現在の日本の対アジア戦略のなかでは、いまいち注目を浴びていない。現在、そんなモンゴルと日本の架け橋にならんと、情熱を注いでいる人物がいる。世界的に著名な建築家であり、さまざまな都市計画などのトータルプロデュースも手がけている有馬裕之氏。モンゴルの現状や今後の展望について、同氏に話を聞いた。
○豊富な資源と可能性 内需の拡大が課題
○蒙古帝国の文化的再興と観光の振興
○人間の生きる力 我々が失っているもの
○人々のなかに入り込み 両国を結ぶ架け橋に
■流通大競争時代
JR博多シティ開業 過当競争の恐れも消えず
今月３日、「JR博多シティ」が開業した。国内最大級の商業駅ビルの誕生で、九州の流通地図は大きく塗り変わると言われる。天神地区との競合はどうなるのか？(1)「相乗効果で市場拡大」、(2)「過当競争で博多シティ、天神とも苦戦」、(3)「天神の優位は変わらず、博多シティは苦戦」―の３つのシナリオを想定してみた。
○シナリオ１：住み分けで相乗効果
○シナリオ２：過当競争で苦戦
○シナリオ３：天神の優位変わらず
■企業アーカイブ
キャンドゥ社長の急死で浮かび上がった不可解な企業体質
100円ショップ・キャンドゥの城戸博司社長（61）の急逝が波紋を広げている。２月20日夕方、東京・港区芝の高層マンション34階の一室で死んでいるのが発見された。親族が見つけたという。死因は「肝不全のため」と公表された。しかし、死後２週間も経っていたため、さまざまな疑問を招くことになった。長期間、社長から連絡がなかったのに、本社の誰も異変に気づかなかったのは不可解というほかない。キャンドゥはれっきとした東証一部上場企業なのに、だ。
○発見は死後２週間後
○過半数の持ち株が突然ゼロに
○移動販売からスタート
○避けられないキャンドゥの身売り
■群雄割拠の健食薬系事情
高齢社会と介護ビジネス 健食の新たな需要を創造できるか
2015年には「ベビーブーマー世代」が前期高齢者（65～74歳）に達し、10年後の2025年には、高齢者人口が約3,500万人のピークを迎える。総務省がこのほど、１月１日現在の人口推計をまとめ発表したが、これによると、この１年で新たに成人に達した2011年の新成人は124万人。男性63万人、女性61万人で、総人口１億2,736万人に占める割合は、0.97%。いよいよ１％を割り、緊急事態に。
○高齢者人口は急増 将来を支える新成人は減少
○行政も医療・介護など関連分野への参入促進
○地域医療の成長市場は都市部に集中
○専門性の追求で地域医療の担い手として
○物販でもDgSと調剤薬局が激突
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