きょう(17日)になって、宮城県石巻地区の状況について、またいくつかの事実が判明した。
JR石巻駅前や市役所前などの石巻市中心部は冠水状態。湊地区へ抜ける「内海橋」が崩落しており、渡波や女川の被害は甚大の模様。とくに女川を襲った津波は高さ15mと言われ、JR女川駅は跡形もなく、街自体が消滅している。ただ、今のところ東北電力女川原発は被害がないようである。
津波の影響は、石巻市蛇田地区辺りにまでおよんでいるが、それより北の内陸部は比較的被害が少なかった。一方、旧北上町や旧河北町の大川地区など、海岸近くの津波被害は甚大だ。すでに救助が始まっているが、相当な被害が発生している模様。
現在も被災地と連絡が取りづらい状況が続いているが、ソフトバンクとauが比較的つながりやすい。さらに言えば、通話よりもメールを使用したほうが連絡を取りやすい。海岸線を走る大動脈である国道45号線は隆起するなど壊滅的なダメージを受けており、橋の崩落もあるようだ。
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