福岡市中央区天神で12日多くの人々が持ち寄った東北地方太平洋沖地震・被災者への支援物資(50トン)について、被災地への輸送にメドがついたことを、ブログを通じて支援物資の募集を呼びかけた会社経営の男性(30)が明らかにした。
男性によると、福岡県などを通じて20トン分の支援物資はすでに輸送されており、残る30トン分については、横浜青年会議所の協力を得て宮城県のまぐろ漁船との連携が可能になったという。
宮城県のまぐろ漁船はすでに物資輸送を始めており、そのことを横須賀経済新聞が報じている。
「まぐろの港町・三崎港で3月19日、東北・三陸沖に避難していた宮城県のまぐろ漁船『第11八幡丸』(119トン、気仙沼漁協所属)が寄港し、昼過ぎから被災地への救援物資の積み込み作業が行われた。同船は、20日朝9時頃に出港予定で、宮城・気仙沼港へ緊急物資を輸送する」(横須賀経済新聞からの引用)。
まぐろ漁船による支援物資輸送については、「日本かつお・まぐろ漁業協同組合」の呼びかけにより「第11八幡丸」以外も参加するという。
【山下 康太】
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