JAF(社団法人日本自動車連盟)九州本部が、東北地方太平洋沖地震の被災地で活動する「JAFロードサービス特別支援隊」へ隊員12名を派遣する。
今回、九州本部からは、福岡支部から5名、佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄の各支部から1名、計12名の隊員を「第2期JAFロードサービス特別支援隊」として派遣し、3月26日から被災地域の救援活動にあたる。被災地では、被災者の依頼による救援作業のほか、自治体などの災害対策本部の要請に応じて緊急車両の通行路を確保するための被災車両の撤去と放置車両の移動を行なう予定だ。
同法人では、こうした非常時に備え、被災地での特殊作業に従事する特別支援隊員(全国で112名)を配備し、国、県や自治体などとの大規模災害を想定した訓練への参加などを行なってきた。こうした隊員のなかから、すでに3月18日より中部、関西、東北の各地方本部から隊員24名と12台のロードサービス車両を岩手県・宮城県へ派遣し、被災地域の救援活動にあたっている。
また、今回の災害が「激甚災害」に指定されたことにより、被災地域での地震または津波に起因する故障・トラブルに対する救援作業に係る料金は会員・非会員問わず無料(ただし、部品・油脂・燃料代は実費)で対応することとしている。
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