集客の勢いがつづくJR博多シティ。訪れた消費者のなかには「人が多すぎる」と、落ち着きを取り戻すまで再度の訪問を見合わせる人もいる。ただし、こうした変わらぬ活況のなかで早くも各店の集客には差が出始めている。「圧倒的な集客力」と、各店や消費者が口をそろえるのが「堂島ロール」で知られるモンシュシュ。「ラスク」のガトーフェスタハラダやクリスピー・クリーム・ドーナツなどスイーツ類の九州初出店に人気が集まっている。
飲食店では、九州進出組が話題にあがるなか地元の「ワインスタイルぶどうの樹」には平日11時台から行列が連なっている。一方でラーメンの雄「博多一風堂」は、視察した日は客が押し寄せるところまで至っていなかった。
ただし、行列がつらなっている店舗でも「オペレーションの問題で回転率が低い店舗もあり行列だけでは評価できない」といった指摘や「オープン当初は大したことがなかったが、口コミの広がりで集客が増えた店舗がある」という声がある。商品単価も店舗によって異なることから各店の闘いはこれから本格化すると見られるが、「堂島ロール」の行列だけは誰もが驚嘆している。
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