<400kgのボイラーが100m先の飲食店を直撃>
2010年12月21日午後12時20分頃、福岡県志免町にあるスーパー銭湯「雫の湯」で、業務用ボイラー1台が爆発し、ボイラーの本体が約100メートル離れた近隣の焼き鳥店の2階トイレ部分を直撃した。爆発した破片は近隣の自動車販売業者や民家を破損させ多大な損害を与えた。従業員によると、現在は夜間の家族風呂のみの営業をしており、4月からは全面営業を再開する予定とのこと。
幸いにしてけが人は無かったが、ボイラーの高さは約1.7メートル、重さにして約400キロとかなりの大きさだった。一歩間違えば怪我だけでは済まない状況になったことは想像に難くない。白昼の爆発事故で近隣住民は青ざめ、憤り、当然この「雫の湯」の経営者サイドからの説明と損害についての賠償がなされるものと思っていた。しかし、事故直後にごく周辺の住民に菓子折りを持参し「今後については誠実な対応をしていきます」との言葉を最後に"音沙汰なし"の状況が続いているという。
この「雫の湯」を経営するのは宮崎英雄氏という人物で10年1月に事業を始めている。周辺調査を続けていくに従って、開き直りともとれる態度、かつ金払いの悪さで、関係した人、業者などに多大な損害を与えていることが分かってきた。
【神田 将秀】
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