3月11日の東日本大震災という未曾有の災害から、はや3週間が経過しようとしている。今、避難所で暮らす人々にとって、日常的な温かい食糧の確保が喫緊の課題となっている。そこで、前広島県三次市副市長・山田利英子氏を代表世話人、福島中央青果卸売(株)常務取締役の長島喜久雄氏などを幹事とした震災復興「炊き出し『基地』配置プロジェクト」が立ち上がった。
なお、今回の基地は大和ハウス工業(株)が建屋工事を担当し、調理プラント(IH万能調理器)を広島市に本社を置くパーキテック(株)が製作する。パーキテックの説明資料によれば、この調理器は4台設置され、1台当たり30分で180人分、1工場1回の食事で約4,000人分の調理が可能だという。
⇒震災復興「炊き出し『基地』配置プロジェクト」の概要資料(PDF)
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