1日告示された福岡県議会議員選挙で、13の選挙区において立候補者の数が定数を上回らなかったため、無投票で当選が確定した。当選したのは現職17名と新人3名の計20名。
福岡市西区で初当選した民主党の新人・仁戸田元氣氏(31)は取材に対し、「初めての選挙だけに、結果を数字(得票数)で見られなかったのは残念」とコメント。今後の抱負については「民間の感覚をもって血税を効率的に分配し、行政サービスの質を向上させたい。まずは政務調査費と行政のムダをしっかりチェックしていく」と述べた。
また、西区におけるこれまでの活動で得た印象としては、「70代や80代といったお年寄りの方たちが『自分でできることは自分でやるという意志が強い』ことに感銘を受けた。ボランティア活動など地域の前向きな活動に対して、少しでも税金を還流させるといったことを取り組んでいきたい」と話した。
このほか無投票となった選挙区は次の通り。カッコ内は定数。福岡市南区(4)、粕屋郡(3)、筑後市(1)、大川市・三潴郡(1)、中間市(1)、小郡市・三井郡(1)、うきは市(1)、みやま市(1)、筑紫郡(1)、八女郡(1)、京都郡(1)、築上郡・豊前市(1)。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら