5日、イオン九州(株)(本社:福岡市博多区、岡澤 正章社長)は11年2月期 決算(非連結)を発表した。
当期の営業収益は対前期比1.6%減の2,546億6,200万円、経常利益は同比536.9%増の27億8,500万円、当期純利益は同比29.8%増の12億4,800万円となった。
下半期(8月21日~2月20日)は、イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の重点商品などが好調に推移し既存店売上高が前期比100.3%と増収になったものの、上半期(2月21日~8月20日)においては春先の低気温の影響により、春物衣料を中心に伸び悩んだこともあり、当期の売上高は2,392億5,800万円(対前期比98.3%)、既存店売上高は前期比98.6%となった。
売上総利益率は、商品の値入率の改善や在庫の削減効果などにより27.4%となり、前期より0.3ポイント改善したとしている。
店舗展開については、新たなスタイルのホームセンターとして、園芸用品やペット用品売場を拡大したほか、加工食品やドラッグ売場を新設した「スーパーワイドマート(以下「SWM」)佐伯店」(大分県佐伯市)を10年6月にオープンした。また、同年10月には、「SWM溝陸(みぞろく)店」(長崎県大村市)をオープンした。
総合スーパーでは、10年4月に戸畑サティ(北九州市)を「イオン戸畑ショッピングセンター」と名称変更するとともに、リニューアルオープンした。
10年1月から展開を開始している「イオンサイクルショップ」は、当期に福岡市近郊を中心として8店舗を出店、合計で9店舗になった。
また、11年1月30日にジャスコ宇土店(熊本県宇土市)、同年2月20日にジャスコ玉名店(熊本県玉名市)を閉店した。
▼関連リンク
⇒イオン九州株式会社
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら