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東日本大震災

高塚猛氏が目撃した被災地の現実~岩手・盛岡
東日本大震災
2011年4月 6日 14:13

高塚 猛 氏 まずは、被災者対策本部組織を一元化して早く資金をつけないと、大事になっていく。まったくもって対応は遅れており、避難している方々のストレスはたまる一方だ。避難先では、老人の方々の死亡が相次いでいる。

 今回の東日本大震災では、3万人を超える死者が出るだろう。この数もショックだが、その一方で、年間3万人以上の自殺者が亡くなられている現実にも胸が痛む。10年間では、累計30万人を上回る勘定だ。

 今、一番気がかりなのは、被災者への心のケアの問題である。これを放置すると、今年は4万人を超える自殺者が出る。これはどうしても食い止めなくてはならない。
 宮城県とわが岩手県が最悪の被害県になったのだが、岩手県知事の動きは鈍い。中国人の窃盗団の暗躍もあり、毎日歯ぎしりをしている状況である。

【高塚 猛】


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