第3回「イソフラボンの様々な研究」
<食歴の長いイソフラボン>
今回はイソフラボンの様々な研究について紹介する。味噌・醤油・豆腐に含まれるイソフラボンは、日本人が長らく摂取してきた成分で、日本人は欧米人に比べて、乳がん、前立腺がんや、心臓疾患などの発症率や死亡率が低いことが知られている。
厚生労働省の研究班は1990年と93年から大規模なコホート研究を実施している。同研究では、432人の保存血液から血中イソフラボン濃度を測定し乳がんのリスクとの関連を分析したところ、乳がんリスクの上昇は見られず、むしろリスクの低下が明らかになっている。
また、同コホート研究では...(⇒つづきを読む)
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