8日、サンケイ化学(株)(本社:鹿児島市、福谷 明社長)は11年11月期 第1四半期 決算(連結)を発表した。
当第1四半期連結累計期間の売上高は前年同期比12.7%減の12億6,000万円、経常利益は同比5.0%増の2,200万円、四半期純利益は同比39.6%減の1,500万円となった。
売上高については、前連結会計年度末の一部商品の仮需などの影響を受けた。
製品の用途別売上については、殺虫剤は園芸用が減少し売上高は前年同期比24.0%減の7億1,700万円、殺菌剤は園芸用が増加し売上高は同比28.6%増の1億9,000万円、殺虫殺菌剤は水稲用が減少し売上高は同比6.9%減の1億100万円、除草剤は園芸用が増加し売上高は同比3.9%増の7,100万円、その他は展着剤などが減少し売上高は同比7.1%減の8,100万円、農薬外その他は防除事業ならびに森林用資材が増加し売上高は同比13.9%増の9,600万円となった。
食品由来物質による「サンクリスタル乳剤」「ハッパ乳剤」ならびに「ビオネクト」などの独自剤に加え、総合防除による環境保全型農業への推進、森林や公園・ゴルフ場などの緑化防除事業、不快害虫防除薬剤の開発と防除事業などに注力するとともに受託生産にも努め、工場の操業度向上を図ったとしている。
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