10日投開票まで、いよいよ大詰めとなった統一地方選では、各陣営の動きが慌しくなっているようだ。当落だけではなく得票数も問われる現職の陣営には、選挙運動に焦りが見えるところもあり、ついには「助けてください」と連呼する選挙カーまで現れた。
東日本大震災を受けて、選挙カー使用の制限といった『自粛』を設けた立候補者が、終盤にさしかかり、有権者に助けを呼びかける姿は、もはや滑稽としか言いようがない。今、最も助けるべきは、震災の被災者ではなかったのか。何のための『自粛』だったのか。「公」を犠牲にする政治家は++存在してはならない。
有権者の賢明な判断に期待したい。
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