(株)横市組
赤字体質が続く
(株)ペッパーフードサービス
赤字幅縮小も4期連続赤字に
■イベント企画・運営(福岡)/(株)ビーアイシー
【続報】債権者判明 負債総額 2億6,948万円
代 表 : 藤本 卓也
所在地 : 福岡市中央区草ヶ江2-5-20
登記上 : 福岡市中央区赤坂3-6-43
設 立 : 1993年9月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (09/12)約4億円
弊誌3月28日号「モルグ」にて既報の同社の債権者が判明した。破産管財人は加茂雅也弁護士(三ツ角法律事務所、福岡市中央区舞鶴3-3-1、電話:092-715-4101)。負債総額は2億6,948万円が見込まれる。
■造園工事(福岡)/(株)岡本採石造園
受注不振 事業停止 負債総額 現在精査中
代 表 : 岡本 安幸
所在地 : 福岡県糟屋郡宇美町貴船2-30-15
設 立 : 1971年5月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (10/6)1億4,584万円
同社は3月31日の決済が不調に終わり、同日までに事業を停止。事後処理を弁護士に一任した。担当は、上田英友弁護士(福岡国際法律事務所、福岡市中央区赤坂1-15-33、電話:092-714-0103)ほか2名。負債総額は現在精査中。
■金物製作(福岡)/永和金物工業(株)
【続報】債権者判明 負債総額 1億6,032万円
代 表 : 細江 克己
所在地 : 福岡市東区社領2-16-13
設 立 : 1960年7月
資本金 : 1,200万円
年 商 : (09/7)約2億4,000万円
弊誌2010年12月27日号「モルグ」にて既報の同社の債権者が判明した。破産管財人は岩城邦治弁護士(岩城法律事務所、福岡市中央区赤坂1-13-28、電話:092-713-1385)。負債総額は1億6,032万円が見込まれる。
■建築工事(福岡)/(株)柳建設
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約1億8,000万円
代 表 : 柳 康雄
所在地 : 福岡県春日市宝町4-27-4
設 立 : 1982年1月
資本金 : 2,000万円
年 商 : (10/9)約2億1,900万円
3月30日、同社は事業を停止し破産手続申請の準備に入った。担当は日野佳弘弁護士(弁護士法人日野総合法律事務所、福岡県久留米市城南町22-21、電話:0942-37-2670)ほか1名。負債総額は約1億8,000万円が見込まれる。
■土木工事(福岡)/(株)池田組
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約2億2,700万円
代 表 : 原田 章治
所在地 : 福岡県朝倉郡筑前町東小田3279-3
設 立 : 1967年7月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (10/6)4億7,684万円
3月31日、同社は破産手続申請の準備に入った。担当は宮地信太郎弁護士(宮地信太郎法律事務所法律事務所、福岡県久留米市城南町20-3、電話:0942-30-8867)ほか1名。負債総額は約2億2,700万円が見込まれる。
■弁当製造販売(熊本)/(株)味の瑳峨
販売不振 破産手続申請準備中 負債総額 現在精査中
代 表 : 下田 誠一
所在地 : 熊本県八代市新浜町1-1
設 立 : 1993年7月
資本金 : 7,600万円
年 商 : (10/7)約9億6,000万円
同社は3月31日までに事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は由井照二弁護士(由井法律事務所、熊本市黒髪3-12-4、電話:096-343-0585)。負債総額は現在精査中。
■建築金物工事(山口)/(有)ハードビジョン
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約4億3,000万円
代 表 : 村田 竜也
所在地 : 山口市朝田流通センター601-3
登記上 : 山口市小郡上郷1541-9
設 立 : 2006年1月
資本金 : 300万円
年 商 : (10/9)約3億9,000万円
3月24日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は松崎孝一弁護士(松崎孝一法律事務所、山口市駅通り2-5-11、電話:083-925-3911)。負債総額は約4億3,000万円が見込まれる。
■特集・変節の瞬間
知事選に力を入れる松尾会長 九電、県、経済産業省を結ぶ闇
4月10日投開票の福岡県知事選挙に関する報道で、識者の注目を集めたのが、先月スタートした調査報道サイト「HUNTER(ハンター)」の記事である。たしかに、同サイトの九電・松尾会長や選挙戦に対する指摘は的を射ており、今回の知事選報道のなかでは出色のものだった。同サイトは、記事の引用や情報公開請求で得た取材データなどの他メディアへの提供に積極的で、今回の特集に記事を引用することも承知してくれた。九電・松尾会長の政治的な動きを追ううえでは極めてわかりやすい。
○知事選候補選定 九電会長の動き
○震災よそに政治資金パーティ
○事実上の地域独占企業 電力会社とは
○麻生知事側に九電関係80人以上が献金
○支援組織代表に九電会長
○資源エネルギー庁から九電に補助金
○電力トップ出陣式では「ガンバロー三唱」
■特集・変節の瞬間
会社更生へ歩み出した林原 衆目の的は研究開発事業と不動産
林原グループ
今年2月2日、約1,300億円の負債を抱えて会社更生法の適用を申請した林原グループ。抗がん剤「インターフェロン」や天然糖質「トレハロース」、「安定型ビタミンC」など独自技術製品を持ち、これに魅力を感じた食品や製薬会社、外資、投資ファンドなどの70-80社が再建を支援するスポンサーに名乗りを上げているという。これまでの経緯と、今後の行方について検証する。
○更生計画認可までの見通しと焦点
○報告書の内容 中国銀行の経営陣刷新
○林原美術館と岡山駅前土地の行方
■特集・変節の瞬間
拡大戦略で生じたトラブル 上場企業としての在り方を問う
ビジネス・ワンホールディングス(株)
ビジネス・ワンホールディングス(株)は、福証Q-boardに上場する不動産管理会社だ。もともとはソフトウェア事業の会社として上場を果たした同社だったが、同事業は赤字を垂れ流すばかりとなり、現在の不動産管理事業へと転じていった。不動産管理事業での同社の展開は、マンション管理会社の買収戦略が柱である。結果的に事業規模の拡大が図られているが、一方では上場会社とは思えないトラブルも生じている。
○リアリティ社から訴えられる
○リアリティ社の主張
○ビジネス社の反論
○ソフトウェア事業で上場した企業だったが...
○不動産業への転換で膨らむ有利子負債
○代表の人脈頼りではない事業戦略が必要
■群雄割拠の健食薬系事情
アクティブシニアと強精強壮訴求が薬系ルート拡大のカギ
団塊の世代が大量リタイアし、アクティブシニアの時代がスタートしようとしている。高齢社会では、在宅介護、施設介護など弱者を対象とした人たちにスポットが当てられがちだが、行動力があり元気なアクティブシニアの数の方が圧倒的に多い。
○QOLの必需品 強精強壮商品
○薬系卸などからの引き合いも増える
○薬系メーカーも市場開拓に意欲
■企業アーカイブ
大規模システムダウンは「人災」!みずほに染み込んだ病巣
みずほ銀行はメガバンクと言えるのか―。日本中があきれ返ったに違いない。東日本大震災や原発事故で資金需要が高まる大変な時期に、みずほ銀行はコンピューターシステムの大規模な障害を起こした。振り込みなど100万件を超す資金決済が滞り、一時はすべてのATM(現金自動出入機)が使えなくなった。世間が「またか」と舌打ちしたのは、2002年4月に、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の3銀行が統合して、みずほ銀行(BK)とみずほコーポレート銀行(CB)が誕生したとたんに、みずほ銀行が大規模なシステムトラブルを起こしていたからだ。
○他行にないシステム設計
○システム統合の主導権争い
○旧3行で分け合う人事
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