13日、(株)プレナス(本社:福岡市博多区、塩井 辰男社長)は11年2月期 決算(連結)を発表した。
当連結会計年度の売上高は前期比4.2%増の1,225億1,400万円、経常利益は同比4.3%増の60億3,500万円、当期純利益は同比17.4%減の24億2,800万円となった。
売上高については、「ほっともっと」の既存店売上高が前期実績を下回ったこと、パートナーチェーン店舗への移管が進んだことによる減少要因があったものの、店舗数が増加したことによる増加要因があったため、全体としては増加した。
営業利益、経常利益については、売上高の増加に加え新規出店数が前期に比べ減少したことから出店に伴う初期費用が減少したことなどにより増加した。
当期純利益については減損損失を6億7,300万円計上したことなどにより減少したとしている。
店舗展開において新規出店を111店舗、退店を75店舗行ない店舗数は2,679店舗となった。また改装・移転については72店舗実施した。
また海外における事業展開として、中華人民共和国において合弁会社北京好麦道餐飲管理有限公司(非連結子会社)を設立、北京市内に海外進出1号店「Hotto Motto(好麦道)」を10年7月にオープンした。また、シンガポール共和国においても、タイ王国の外食企業MK RESTAURANT CO.,LTD.と共同で、11年2月に合弁会社PLENUS & MK PTE.LTD.(持分法非適用関連会社)を設立した。
次期の連結業績予想は売上高は前年比6.1%増の1,300億円、経常利益は同比14.3%増の69億円、当期純利益については資産除去債務に関する会計基準の適用に伴う特別損失(約17億円)を計上することから、同比9.4%減の22億円を見込むとしている。
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