13日、(株)ベスト電器(本社:福岡市博多区、小野 浩司社長)は、1月13日に公表した業績予想の修正と、11年2月期 第4四半期において特別損失を計上することを発表した。
■11年2月期 通期 業績予想の修正(10年3月1日~11年2月28日)
通期業績予想については、11年2月期 第4四半期において、家電エコポイント付与基準の見直し後も対象商品の需要が堅調で薄型テレビ、エアコンなどを中心に売上高が当初の見込みを上回ったことから、業績を修正するとしている。
また当期から開始した新スタイル店舗「B・B」(ビービー)も業績が好調で、計画を上回る実績を残したことから売上高、営業利益、経常利益は前回発表予想を大きく上回った。当期純利益については上記理由などにより、連結・個別において前回予想を修正したとしている。
◇連結
【売上高】
前回発表予想:3,300億円
今回修正予想:3,409億6,900万円
増減額:109億6,900万円
【営業利益】
前回発表予想:50億円
今回修正予想:68億6,200万円
増減額:18億6,200万円
【経常利益】
前回発表予想:40億円
今回修正予想:58億5,400万円
増減額:18億5,400万円
【当期純利益】
前回発表予想:9億円
今回修正予想:10億5,700万円
増減額:1億5,700万円
◇個別
【売上高】
前回発表予想:2,800億円
今回修正予想:2,912億200万円
増減額:112億200万円
【営業利益】
前回発表予想:46億円
今回修正予想:68億5,000万円
増減額:22億5,000万円
【経常利益】
前回発表予想:43億円
今回修正予想:66億6,500万円
増減額:23億6,500万円
【当期純利益】
前回発表予想:14億円
今回修正予想:10億200万円
増減額:▲3億9,800万円
■特別損失の計上(10年12月1日~11年2月28日)
主に個別会社が保有する一部の固定資産(店舗設備など)において、収益性の低下などによる減損の兆候が認められたため、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき減損損失を特別損失に計上するとしている。
固定資産の減損損失計上額は連結が11億4,200万円、個別が11億300万円。
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