東日本大震災の被災地の救援と復興のため、4月11日の全店舗売上の全額を義援金とすることを表明していた(株)ウエストの当日の売上が3,627万4,492円になったことがわかった。
同社の一日あたりの店舗売上高は約2,500万円であり、反響の大きさがうかがえる。また、同社は上記義援金に全従業員の義援金300万円と全店舗の募金箱合計263万0606円を合わせた義援金総額4,190万5,098円を13日、西日本新聞民生事業団を通じて日本赤十字社に寄託した。
11日当日夜は、同社の焼肉店に多数の家族連れが訪れ、焼肉店だけで売上は通常の五割増になった模様。これについて同社は「私たちは食べ物屋ですから(被災地の復興のために)出来ることは限られています。今回は企業としての義援金ではなく、お客様が食べに来て下さったお食事代金が義援金となりました。このような支援の輪が各地に広がってもらえれば幸いです」と同社はコメントしている。
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