中村建設(株)
収益改善を進めるも
熊本バス(株)
老舗企業の正念場
■建設・鉱山機械製造(福岡)/(株)九州スクリーン
受注不振 債権者判明 負債総額 2億5,075万円
代 表 : 甲斐 稔賢
所在地 : 福岡県糟屋郡須恵町植木2021
設 立 : 1971年4月
資本金 : 1,700万円
年 商 : (10/1)2億325万円
3月30日に福岡地裁へ民事再生法の適用を申請した、同社の債権者が判明した。申請代理人は山田敦生弁護士(山田敦生法律事務所、福岡市中央区大名2-10-1、電話:092‐721-4307)ほか1名。監督委員は植田正男弁護士(植田正男法律事務所、福岡市中央区大名1-8-20、電話:092-734-2355)。負債総額は2億5,075万円が見込まれる。
■化粧品販売(福岡)/(株)くぼた化粧品店
販売不振 破産手続開始決定 負債総額 約6,600万円
代 表 : 窪田 悦士
所在地 : 福岡県直方市古町6-9
設 立 : 1973年10月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (10/9)約7,000万円
3月24日、同社は福岡地裁直方支部より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は休場明弁護士(きゅうば法律事務所、福岡県直方市湯野原2-14-24、電話:0949-29-0030)。負債総額は約6,600万円が見込まれる。
■ソフトウェア受託開発(福岡)/(有)モリコンピューターサービス
受注不振 破産手続開始決定 負債総額 約7,000万円
代 表 : 森 英二
所在地 : 福岡県春日市春日原東町1-2
設 立 : 2000年11月
資本金 : 300万円
年 商 : (09/10)約4,000万円
3月25日、同社は福岡地裁から破産手続開始決定を受けた。申請代理人は登野城安俊弁護士(筑豊合同法律事務所、福岡県飯塚市新立岩6-16、電話:0948-25-5903)。破産管財人は後藤裕弁護士(あさひ共同法律事務所、福岡市中央区大名2-2-26、電話:092-716-5190)。負債総額は約7,000万円が見込まれる。
■豆腐・油揚製造(宮崎)/(有)松本食品
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約7,700万円
代 表 : 松本 博
所在地 : 宮崎県西都市黒生野1842
設 立 : 1991年9月
資本金 : 300万円
年 商 : (10/4)約1億9,300万円
4月5日までに事業を停止した同社は、破産手続申請の準備に入った。担当は年森俊宏弁護士(年森法律事務所、宮崎市旭1-7-12、電話:0985-20-5526)。負債総額は約7,700万円が見込まれる。
■特集・震災後の日本を読む(下)~今こそ防災を考える
真の安心・安全とは 大震災で得た教訓
九州大学 大学院工学研究院 建設デザイン部門 教授 大塚 久哲 氏
1カ月前に東日本を襲った、未曾有の大地震と大津波。今なおその爪痕は生々しく残っている。これまで行なわれてきた防災の意味、今回のことを教訓に私たちが取り組むべき防災の姿とは―。九州大学大学院工学研究院の大塚久哲教授に話をうかがった。
○原発事故は「人災」
○危機への備えは十分か
○防災に必要な取り組み
○我々が準備すべきこと
○《解説》企業に必要なBCPとは?
■特集・震災後の日本を読む(下)~今こそ防災を考える
身近に迫る危機 耐震を通して身を守る
(社)福岡市耐震推進協議会 会長 白水 秀一 氏
東日本大震災からはや1カ月が経過した。ここ遠く離れた福岡においても、予期せぬ自然災害に備え、緊張感が高まっている様子がうかがえる。そのなかで、最優先に考えるべきことは被害が起きてからどう生活をするかではなく、被害をどう最小限にとどめるかということである。いざ、地震が起きてからでは遅い。その前に我々ができる準備とは何か。(株)住環境工房らしんばん代表取締役で(社)福岡市耐震推進協議会会長の白水秀一氏に、住宅の耐震問題についてうかがった。
○高まる耐震診断の需要
○2社体制でくまなくチェック
○補助金制度の周知が課題
■特集・震災後の日本を読む(下)~今こそ防災を考える
まさに九死に一生を得る 地震・津波からの奇跡の生還劇
3月11日に東北地方の太平洋側を中心とした東日本を襲った「東日本大震災」。この未曾有の災害は、地震および津波により甚大な被害をもたらした。ここ九州・福岡においても直接的な被害こそ少ないものの、間接的な影響は多く受けている。そんななか、RO(逆浸透)膜を使った水処理のトップ企業・ゼオライト(株)は、偶然にも社員の1人が現地にて今回の大震災を体験したという。無事、生還を果たした同社プラント事業部技術部長の松井真二氏の体験談をもとに、今回の地震・津波の脅威を振り返る。
○フジパン仙台工場を襲った震度6弱の強い揺れ
○すべてを飲み込む黒い壁 迫り来る津波の恐怖
○生死を分かつ「運」「不運」
■特集・震災後の日本を読む(下)~今こそ防災を考える
企業防衛のための「気学」実践 東日本大震災の被害回避は必然
○何も知らずして『運・不運』で終わる
○『気学』の鍛錬でリスク予測が立つ
■クローズアップ
広く浅くでは見向かれず 問われる意識改革と実行力
イオン大牟田店に見るGMSの専門店化(下)
流通グループのイオンは、総合スーパー事業で売上を回復させている。ただ、売上伸長に弾みをつけるには全社的に取り組む総合スーパー改革の1つ、「専門店化」抜きには語れない。商品や販売の面でまだまだ市場を広げられるスーパー業界において、専門店化はどこまで競争力を持ち、競合各社にとって脅威となるか。さる3月18日にグランドオープンしたイオンモール大牟田店の核店舗から専門店化への取り組みをレポートする。
○マンション族に対応する園芸 女性や通に斬り込むワイン
○デパ地下のような惣菜 需要を創造する商品開発
■企業アーカイブ
驚嘆!被災者に100億円を寄付 ソフトバンク孫社長の強かな「計算」
やることがケタ違いだ!!ソフトバンクの孫正義社長(53)は、東日本大震災の被災者に義援・支援金として、個人で100億円を寄付すると発表した。また、2011年度以降、社長を引退するまでの役員報酬(09年度は1億800万円)を全額寄付し、被災孤児らの支援に充てるという。この決断力と行動力は余人のおよぶところではないが、そこに孫氏のしたたかな「計算」を見ることができる。
○日本一の大富豪
○携帯電話で独り勝ち
○役に立たなかった携帯電話
○100億円寄付の狙い
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