2012年には、団塊の世代の大量リタイアが本格化する。この世代は、衣食住などさまざまなマーケットに影響を与えると言われる。ニールセン・カンパニーでは、「高齢社会の日本への影響」について調査。これによると、興味深いことが浮き彫りになった。
<団塊の世代 どう囲い込むか>
「何歳からがお年寄りか?」という質問に対する回答では、日本人の場合は「70代」(54%)と回答する人が圧倒的に多い。一方、世界では、「60代」(34%)という回答がもっとも高い。また、「いつ定年退職する予定か(あるいは実際に定年したか)?」という質問では、50代以下で定年退職したいと考える日本人がわずか12%なのに対し、世界では30%を占める。また、60代未満の世代より、60代以上の方が70代になっても働きたいと思っているようだ。
わが国はすでに高齢社会に移行しているが、団塊の世代が要介護世代になる10~15年後の介護ビジネスは...(⇒つづきを読む)
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