JAF(一般社団法人日本自動車連盟)福岡支部では、2010年度(10年4月1日~11年3月31日)に福岡県内で15万4,705件のロードサービス(路上故障車などの救援活動)を実施した。
これは、前年とほぼ同水準で推移しており(前年比100.1%)、道路別では一般道路14万9,582件、高速道路5,123件であった。
日別にみると、最も多かったのは、積雪によるスリップや脱輪など「雪に関連するトラブル」の救援依頼が殺到した1月4日の710件。
実施内容別では、「バッテリー上がり」の増加 (4万4,918件 前年比109.7%)が目立つ。これは、猛暑でエアコンの使用が増えたことや低い気温が続きバッテリーの能力が低下したことなどが主な要因と考えられる。
なお、九州・沖縄8県では33万2,062件(一般道路31万8,750件、高速道路1万3,312件、前年比100.7%)実施した。
日別の最多は「雪に関連するトラブル」で救援依頼が殺到した12月31日(1,825件)、実施内容別の1位は「バッテリー上がり」 (9万6,502件 前年比105.4%)で、福岡支部と同様の傾向が見られた。
また、「燃料切れ」は、一般道路(1万270件、104.3%)、高速道路(2,293件、106.6%)ともに増加。燃料高騰も一因とみられ、「少量給油が習慣づいているドライバーが"ついうっかり"残量切れを見逃した」例や「1円でも安い給油所を探しているうちにガス欠を起こした」例などがみられた。さらに、高速道路無料化社会実験で高速道路を利用するドライバーが増加したことも要因と思われる。
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JAF福岡支部 平成22年にJAFが実施したロードサービス、福岡県内で15万件超!
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