民事再生法適用申請 負債総額 約48億円
4月13日、同社は東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。
申請代理人は松田耕治弁護士(シティユーワ法律事務所、東京都千代田区丸の内2-2-2、電話:03-6212-5500)ほか4名。
監督委員は水澤恒男弁護士(濵田・水澤法律事務所、東京都新宿区新宿1-9-3、電話:03-3226-4601)。
負債総額は約48億円が見込まれる。
同社は、1949年3月設立のゴルフ場経営会社。設立当初は紳士服製造販売業であったが、事業低迷により撤退、ゴルフ場経営を展開していた。同社が経営する「太田双葉カントリークラブ」ゴルフ場は、10年12月期に年商8億円を計上していた。
しかし、ゴルフ会員数約5,700名の会員権預託金の償還問題に加え、金融機関からの借入金の利息支払いが収益を圧迫、さらにゴルフ場来場者数の減少により、資金繰りが悪化していった。
なお、負債の大半は金融機関からの借入金と会員からの預託金。
※記事へのご意見はこちら