―これからの士業のあり方についておうかがいいたします。
松田 手続きなど基本的な事項は当たり前にできて、そのうえで的確なアドバイスができる能力が必要になっていると思います。たとえば、経営者から給与制度を変えたいという相談を受けたとき、手続きだけなら簡単に済ませることができるのですが、なぜ変えたいかを探っていくうちに結局は経営理念の問題だった、ということもありました。ほかにも「どんな社員になってほしいか」という点がしっかり考えられていないケースもあります。手続きだけしていたならば、問題点は残ったままになってしまい、結局本当の問題である「うまくいっていない」が解決されないのです。
労働審判など法的問題になる前に...(⇒つづきを読む)
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